先日、友人からHDDの不調で使用できなくなった5年前のノートPCを譲ってもらった。
HDDを交換して使えば?と言ったのだが、流石に5年前のモデルなので新型を買うとの
ことで格安で譲り受けた。電源を入れてみるとHDDのアクセスランプが点灯し続けて、
OSが起動してこない(正確には起動するのに20分以上かかる^ω^;)
そこでUSB起動のLinuxを使ってHDDをチェックしてみると、確かに不良セクタが出て
いるが、それほど多くは無いのでHDDを初期化してWindows10を再インストールした。
ネットを見たり動画再生するくらいの用途なので、HDDが完全死したら交換しようw
そんなこんなでとりあえず運用していたのだが、今回のSpring Crestors Updateを
実行後、タイトルの問題に気付いた。
「気付いた」というのはアップデート前に発生していたかどうか、確固たる記憶が
ないということなのだが、なんとなく起きていたような気がする^ω^;
Windowsスポットライトの設定が反映されない(動作しない)
発生した現象
【Windowsの設定】内の【個人用設定】から【ロック画面】設定で『背景』のプルダウン
メニューから『Windowsスポットライト』を選択しても【Windowsの設定】を閉じたり、
または他の項目を設定したりして【ロック画面】設定に戻ると、設定したはずの
『Windowsスポットライト』が『画像』に戻ってしまうという現象。
当然『画像』設定なので毎回同じ画像が表示される。
ウチにある他のデスクトップPCではこの現象は発生していない。
Spring Crestors Update後も発生していないことから、Updateが原因では無いと推察。
解決策を調べることに。
解決まで
まずは定番、Google先生にお聞きしてみたところ、隠し属性のユーザーフォルダ内にある
ファイルを削除すると有効になる等の対策と思われる情報が数点、発見できたのだが詳しく
調べてみると、上記の症状とは若干違っているようであった。
また、ノートPCにはWin10Home、デスクトップPCにはWin10Proをインストールして
いるのでエディションの違いに起因するエラーも疑ってみたがHomeとProのエディション
違いも現象には全く関係無いようだった。
色々と調べてみたが、事例として上がっている情報があまりにも少ないことを考えると
それほど発生していない現象なのだろう。
それでも検索ワードを色々変更して調べていくうち【プライバシー】設定が関連している
らしいことが判明。確かにウチのPCは【プライバシー】関連の設定はインストールする際に
全てオフっている。
そこで、症状が発生していないデスクトップPCの設定と比較することにした。
【プライバシー】設定の【バックグラウンドアプリ】の項目設定で
『アプリのバックグラウンド実行を許可する』そのものが『オフ』。
当然『許可するアプリ』も全てオフになっている。
『アプリのバックグラウンド実行を許可する』は『オン』。
『許可するアプリ』が個々にすべて『オフ』という設定。
ノートPCもデスクトップ同様の設定にしたところ、上記症状は発生しなくなり
『Windowsスポットライト』も正常に機能するようになった。
ちなみに『アプリのバックグラウンド実行を許可する』を『オン』にするとプライバシー設定の
【全般】項目の『Windows追跡アプリの起動を許可してスタート画面と検索結果の質を向上します』と
『設定アプリでおすすめのコンテンツを表示する』の設定も(勝手に)『オン』になるので『オフ』に
している方は要注意である。
私はOSによる情報設定を可能な限りオフっているのだが、結局こういった機能を使ってしまうので
完全に止めるのは無理なのだw
まぁ、全部オフったところである程度裏で収集されているのは間違いないし、検索ワード等も収集
されているというし、ネットに接続するということはまぁそういうことなんだろうなぁと^ω^;