俺はお前らがいい!! 俺の〝侍〟になれ!!!【巻九十五感想】

ONE PIECE
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私が未だ読んでいる数少ない漫画【ONE PIECE:ワンピース】
昨年12月28日、最新巻九十五が発売された訳だが、まぁ年末年始の休みに読めるから
嬉しいけどこれほど暮も押し詰まってから発売せずとも良いのでは?
とも思わないでもない今日この頃w

結局、新春の特番の合間を縫って読んだのだが、すでに1月も終わろうかと言う^ω^;
今更感も否めないが感想その他、書いてみたい。
ついに今巻ではガープ中将が海軍の英雄である理由がハッキリする!

当然、しっかりネタバレしてますので要注意ですm(_ _)m

【巻九十五〝おでんの冒険〟】

各話タイトルとざっくりあらすじ

第954話:〝龍に翼を得たる如し〟
ホーキンスに囚われていたローは、何者かの手引によって脱獄に成功。キッド達と同盟を組んだ
アプーは元々カイドウの傘下だった。それぞれの場所で討ち入りに備え準備を整える一行。
鬼ヶ島での宴の前にアプー達もワノ国に到着。そして何故かビッグ・マムとカイドウは同盟を
結ぶ事になっていた。

第955話:〝閻魔〟
天狗山飛徹から閻魔を受け取るゾロ十郎。その刀は持ち主の流桜を勝手に放出するという刀で
あったがゾロ十郎は刀を気に入る。花の都の牢屋敷に囚われている侍たちに未練を残しつつも
錦えもん達一行は集合場所に向けて一足早く出立するのであった。
ワノ国編第二幕はここまでで完となる。

第956話:〝ビッグニュース〟
その頃世界では世界会議解散以後、多くの大事件が発生していた。世界政府は情報を隠蔽しようと
試みるがモルガンズによって情報はまたたく間に世界に知れ渡る。
内容は【死亡記事】【議決結果】【殺人未遂】の3つ。その中で最も大きいニュースは
〝王下七武海制度の撤廃〟であった。

第957話:〝ULTIMATE:アルティメット〟
ビッグ・マムとカイドウの同盟も海軍に知れ渡る事となり、過去に起こったロックス海賊団に
関する情報も前海軍元帥センゴクの口から語られる事になる。なぜガープ中将は海軍の英雄と
呼ばれることになったのか。そして四皇達や白ひげ、海賊王ロジャーの懸賞金も明らかに・・・。

第958話:〝約束の港〟
これよりワノ国編第三幕の開始。ロジャーと酒を酌み交わし20年以上先の未来を待つと言う
光月おでん。それから25年後、カイドウとオロチに征服されたワノ国でその開放のために
動き出す錦えもん達だったが、集合場所たる常影(トカゲ)港には唯の一人も味方の姿を
確認することはできなかった。

第959話:〝侍〟
オロチの策略により常影港には錦えもん達以外は集合できない状態となっていた。
しびれを切らせた錦えもん達は、モモの助をその場に残し数人で討ち入りを開始しようと
する。拙者はどうなると涙するモモの助に「父上も最初は一人でござった」と錦えもんは
語り始める。

第960話:〝光月おでん登場〟
時は41年前の花の都。光月おでんは数々の伝説を持つ無法者として名を馳せていた。
都のチンピラに過ぎなかった錦えもんは幼馴染の鶴女が働く茶店に立ち寄った者たちが
捕まえた真っ白い猪の子供を奪うが、その親・山の神と呼ばれる巨大猪が子を取り戻すべく
都に現れる。

第961話:〝山の神事件〟
現れた巨大猪=山の神は、錦えもんの幼馴染鶴女も含むたくさんの人間を丸呑みにしつつ
都を破壊。錦えもんは鶴の敵と山の神に斬りかかるが歯が立たない。子猪を奪ったおでんは、
山の神を斬り伏せて飲み込まれた人たちを助ける。しかし父スキヤキからの絶縁と追放を
受けたおでんは山の神事件の罪も背負ったまま都を去っていく。

第962話:〝大名と家臣〟
白舞の大名康イエを訪ねたおでんは、無法地帯となっていた九里を目指して旅立つ。
おでんに惚れた錦えもん、傅ジローはおでんについていくが道中様々な人物がおでんを
慕ってついてくるようになる。九里にて無法者を束ねるアシュラ童子をねじ伏せ九里を
治めたおでんは将軍から九里の大名に任ぜられる事になる。

第963話:〝侍になる〟
漂着したイヌアラシとネコマムシや河松を助け、彼らにも気に入られてしまったおでんだが、
九里の財政難を案じた錦えもん達は白舞に盗みに入り捕まる。康イエは彼らにおでんの
配下として恥じぬ侍にそしてワノ国の守護神となれと諭す。
おでんは彼らに支えられ立派な九里大名となり花の都の父スキヤキと再会を果たす。
その頃九里には若き日の白ひげ海賊団が漂着していた。

第964話:〝おでんの冒険〟
白ひげの出港に無理やりついてきたおでんにテストを課す白びげ。鎖に掴まったまま海の中を
引きずられていくおでん。後一時間足らずで合格するはずだったが、天月トキという女性を
助けるために失格となる。しかしその行動は白ひげに弟と呼ばれるほど気に入られ、トキや
その他密航していたイヌアラシ達ミンク族と共に大冒険に出かけることになる。

最悪の同盟誕生!! カイドウがあの怪物と同盟を組む一方、ルフィ達は仲間集めも終わり鬼ヶ島へ討ち入り目前。だがその陰で世界情勢は大きく揺らぎ始めていた…。“ひとつなぎの大秘宝”を巡る海洋冒険ロマン!!

巻九十五で判明した事

大業物〝閻魔〟

太刀二刀流の使い手であった光月おでんが使用していた2つの大業物が〝天羽々斬〟と〝閻魔〟で
あり、それぞれモモの助と日和に返納される事になっていた。しかし日和によってワノ国の刀神たる
リューマの〝秋水〟を返納して貰う代わりにゾロ十郎には閻魔が渡されることになった。

閻魔は使い手の流桜(ワノ国の武装色の覇気)を勝手に放出して必要以上に斬るという妖刀に近い刀。
錦えもんさえも『拙者なら貰わぬ』という程である。並の剣士なら一太刀で干涸らびるらしいが、
ゾロ十郎は右手が干涸らびはしたものの、返せと言い放ち右腕を元に戻させている。

天狗山飛徹が語るところによれば、閻魔を生み出した刀鍛冶はくいなの形見〝和道一文字〟を生み
出した刀鍛冶と同一人物で、名を【霜月コウ三郎】という。飛徹によれば日和が閻魔をゾロ十郎に
譲ったのはそのせいもあったのではとされている。

ワノ国以外での大事件

ワンピース世界の情報を握る男、世界経済新聞社社長モルガンズの発言によれば【死亡記事】
【議決結果】【殺人未遂】の三つの見出しが裏面も含む両一面記事として推されている。
この記事のうち巻九十五時点でハッキリしているのは【議決結果】である。

七武海に実害を受けた二国(アラバスタとドレスローザ)の王による議案が協議され結果として
出されたのは〝王下七武海〟制度の撤廃である。これによって現王下七武海である海賊たちは
その全ての権利を剥奪され海軍に追われる立場となる。

残りの二つ【死亡記事】と【殺人未遂】については今巻ではハッキリとは明記されていないが
フーシャ村のマキノやダタンの様子、また革命軍のドラゴン、イワンコフ、コアラの様子など
サボの生死に関わるような事件が起きている様子が描かれている。

サボの生死に関しては革命軍ならばビブルカードによって直ちに判明するものと思われる。
よってそれ以外の事件に関係していると考えた方が自然であろう。
まさか革命軍の誰一人としてサボのビブルカードを持っていないとは考え難いのでw

リュウグウ王国ではネプチューン王達を送り届けたガープ中将から、アラバスタに関する事件に
ついても語られているが【死亡記事】はもしかするとアラバスタのコブラ王が亡くなったという
可能性も考えられるのではないだろうか。巻八十二でも相当体調は良くなかった様子だったし。

さらにアラバスタという国は世界政府を創造した20の王家の一つでありながら、天竜人たる
特権を放棄した王家の末裔という立場から、何かと目をつけられている様子でもあったので
病死と偽って(サイファポールあたりに)暗殺された可能性もある。

アラバスタを発つ際、コブラ王が『世界政府に問うてみたいことがあった』と発言しているが
(巻八十二:第823話)どうやらポーネグリフに関わることだったようなので、世界政府としては
コブラ王を生かしてはおけない事を知られてしまったのかもしれない。

世界会議ではアラバスタやドレスローザ、リュウグウ王国はルフィ達麦わらの一味と深い関わりを
持った間柄であったため、各国の王女(厳密にはレベッカは違うが)同士親密になっており、
ガープ中将の話にしらほしがビビを心配する様子が描かれている。

ビッグ・マム海賊団と百獣海賊団の同盟

鬼ヶ島で戦っていたビッグ・マムとカイドウの間に何が起こったのかは不明だが、二人の四皇が
同盟を結ぶというルフィ達と忍者海賊ミンク侍同盟には最悪の展開になっている。
海軍の立場では、これから同盟を組むという状況で実害はまだ出ていないという状況でもある。

この予測不能の展開に大将藤虎・イッショウはロックスの再来と発言しているが、サカズキ元帥に
伝説じみた言い回しはやめいと一喝され、クソ忙しい時期に畳み掛ける災害と言い換えられた。

ロックスと呼ばれた海賊団

カイドウとビッグ・マムの同盟という予想外の展開から、ロックスの再来という話が持ち上がる。
ロックスについては現在の海軍内でも知らない者が多いため大目付センゴクから情報が将校たちに
語られる事となった。ロックス海賊団についての情報が少ないのは政府による隠蔽とメンバー同士が
犬猿の仲だった為だとされている。

ロックスとは海賊島ハチノスにて、一つの儲け話の為に集められた個性の集団。
その為通常の海賊団ではご法度とされる仲間殺しが横行するような凶悪集団であったとされる。
船長ロックスは本名【ロックス・D・ジーベック】Dの名を持つ海賊であり既に故人である。

後の四皇として知られている白ひげやビッグ・マム、カイドウを筆頭に、金獅子や
キャプテン・ジョンなど後に名を上げた海賊が多く所属していた。船長ロックスの望みは
世界の王となる事であったためテロ組織のように世界政府に牙を向いた。

ガープ中将が〝海軍の英雄〟になった理由

巻九十の感想にて、ガープ中将が〝海軍の英雄〟と呼ばれ、昇進を蹴り続け自由奔放に動いても
息子が【世界最悪の犯罪者】革命軍総司令であっても孫が【世界の常識を無視して前代未聞の行為を
繰り返す15億の賞金首】であっても罰せられる事無く現在の地位にいられる原因は【ロックス】にある。

と書いたが、その真相は以下のような事だったようである。

世界最強の海賊団となったロックス。船長ロックスは世界の王たらんと野望を抱き、ゴッドバレーと
呼ばれた島で天竜人とその奴隷を襲ったが、居合わせたガープ中将と後の海賊王ロジャーが共闘し、
ロックス海賊団を壊滅に追い込んだ(結果的に天竜人を守った)

その一件以来ガープの名は世界に轟き〝海軍の英雄〟と呼ばれるようになった。
事件の舞台となったゴットバレーという島には世界政府が隠したい何かがあったようだが、その事件で
地図からもそして実際に跡形も無く消え去っているらしい。

ガープ中将は、海賊であるロジャーと組んでロックスを撃破した事と、自身が【ゴミクズ】と嫌って
いる天竜人を守ってしまった事でこの件については語りたがらないという。世界政府にしても海賊で
あるロジャーがその一件に海軍側として関わっている事は隠したいに違いない。

ガープ中将が大将への昇格を拒否し続ける理由についても天竜人との距離が近くなる事を嫌って、と
以前予想したのだが、それどころか天竜人直属の部下になってしまう事を嫌ってという事であった。
海軍大将は天竜人直属の部下にあたるという事なのである。

しかしその天竜人を嫌う態度を表に出してもガープ中将が消されない理由もまた、ロックスの一件で
天竜人の命を助けたからなのだろう。

四皇の懸賞金額も判明

黒ひげティーチに関しては巻九十二で判明していたけど、改めて手配書が確認されたw

現在の四皇

黒ひげ海賊団提督】マーシャル・D・ティーチ:22億4760万ベリー
海賊島ハチノスの元締めであり、白ひげに代わる新勢力。現在も拡大成長中。

【赤髪海賊団大頭】赤髪のシャンクス:40億4890万ベリー
四皇と呼ばれてまだ6年。年齢は一番若く部下からの信頼も厚い。
ベックマン・ルー・ヤソップなど幹部がそれぞれに名を上げ、懸賞金アベレージも高く
最もバランスの良い鉄壁の海賊団。

【ビッグ・マム海賊団船長】シャーロット・リンリン:43億8800万ベリー
生まれついてのモンスター。
血縁以外を信用せず85人の子供達と万国(トットランド)というお菓子の国を
作り上げたワガママ女王。

【百獣海賊団総督】百獣のカイドウ:46億1110万ベリー
ロックス海賊団見習いにして個人の強さだけで四皇と呼ばれるまでに至った男。

伝説の男達

【白ひげ海賊団船長】エドワード・ニューゲート:50億4600万ベリー

【ロジャー海賊団船長】ゴールド・ロジャー(ゴール・D・ロジャー):55億6480万ベリー

X(ディエス)・ドレークの正体

百獣海賊団の飛び六胞として活動するX・ドレークは実は海軍本部の機密特殊部隊SWORDの隊長で
あった。百獣海賊団に潜入して捜査をしていると思われる。また、海軍大佐となったコビーも
機密特殊部隊に所属する隊員となっている。

王下七武海制度の撤廃に関する混乱

アラバスタのコブラ王、ドレスローザのリク王の提案した議案が国王達によって議決された結果、
王下七武海は廃止されることとなった。これまで七武海として行動していたバギーや鷹の目ミホーク
ウィーブルやハンコックも唯の海賊となり、海軍に追われる事になった。

前述のX・ドレークとの会話からハンコックの捕縛に動いているのはコビーの様である。

ゾロ十郎がモモの助に教えた剣術の掛け声『スナッチ』

巻九十四で判明した掛け声『捨名知=スナッチ』ゾロ十郎からモモの助に伝えられた掛け声だが、
お菊によって使用を禁じられた。その事をゾロ十郎に伝えたモモの助だったが、衝撃の返答がw

昔村のジジーから習っただけで、俺も言ったことねーしな
ゾロ十郎、衝撃の告白であったwww

ワノ国の状況

仲間の命を救うために自身が囚われの身となったローだったが、何者かの陰謀(?)に乗っかり、
ホーキンスを倒して牢獄を脱する。ホーキンスからキッド達の同盟がアプーによってハメられ崩壊
した事を知る。ローの脱獄を手引した人物が何者かは現段階ではハッキリしない。

錦えもん達赤鞘の男たちと反乱の意を抱く侍たちは着々と討ち入りの準備を進めていたが、情報は
オロチに筒抜けであり、その策略によって錦えもん達は孤立させられ無力感を味わわされる。追い
詰められた一行は、幼いモモの助を残して鬼ヶ島に討ち入ろうとする。

果たしてオロチはどうやって錦えもん達の情報を入手しているのだろうか。反乱軍の中の誰かが
内通者である可能性もあるが、単純に福禄ジュ達忍びの者か、または個人的にはワノ国編で
「信用ならん人物」と言われて真っ先に思い浮かぶのは兎丼で捕まってたカリブーだけどww

一人残されるモモの助は錦えもん達に食って掛かるが、父親であるおでんも最初は一人であったと
さらには、赤鞘の男たち全員がおでんのおかげで侍になれた、だからこそ最後までおでんの侍で
ありたいと錦えもんはモモの助に語り、小舟で出港しようとする。

41年前のワノ国:光月おでんという男

錦えもん達赤鞘の男たちを侍たらしめた男、光月おでんとはどんな男だったのか。

将軍光月スキヤキの跡目として生まれながら、幼い頃から常軌を逸した行動を繰り返し、18歳に
なる頃には都の者にも恐れられる存在となる。しかし、彼を知った人間は、男女問わず惚れ込んで
しまうような男だった。

それまでの行いから将軍に絶縁され、都を追い出されたおでんだったが、巨大猪・山の神による
花の都崩壊を防ぎ、無法者の巣窟と化していた九里を力で平定しその功績により絶縁を解かれ
九里の大名に任ぜられる。

おでんは自分を慕いついてきたチンピラや無法者達を自分の部下、侍に取り立てる。
チンピラ気分の抜けない部下たちを白舞の大名康イエは叱り、おでんに恥をかかせぬような侍に
なるように諭す。その言葉に動かされた錦えもん達は侍になるために努力する。

父・将軍スキヤキの見舞いにおでんが花の都に入った際は、それに付き従った錦えもん達侍の
英姿に都の民が見惚れるほどの存在になっていた。そのシーンではおでんが倒した巨大猪も
山さんと呼ばれて付き従い、その子も小山と呼ばれておでんの家臣団にいるというww

おでんの他のものを魅了する力は、人に限らないようである。傅ジローは〝そういう体質〟と
言っている。人、ミンク族、魚人、動物とありとあらゆるものを魅了するその姿はルフィ太郎の
姿に重なる部分があると思うのだが人の上に立つ者はそうなのだろうw これも覇王色ww

その後、ワノ国に漂着した白ひげ海賊団の一行に無理矢理くっついて違法出国したおでんは、
後の奥方、トキを助け、白ひげ海賊団を魅了し、一行と行動を共にするようになる。

巻九十五での謎

光月家とワノ国の鎖国体制

何もかもが常識外れだが人を惹きつけてやまない男、光月おでん。これはルフィ太郎にも
当てはまる特徴だw そしてその存在は伝説の海賊達にも大きく影響を与えていたようだ。
白ひげに〝弟〟と呼ばれ、ロジャーからも〝感謝しているのは俺たち〟と言われるほどに。

光月家と言えば、ポーネグリフを作った石工の家系であり、おでんまではポーネグリフを
読むことができたとされている。その方法を伝承する前に処刑されたため、モモの助は
ポーネグリフを読むことはできないようだ。

ポーネグリフは何者か(個人または組織)が光月家に依頼し、作成したモノだと考えられるが
記されている内容から察するに現在の世界政府とは敵対する関係にあった者だと思われる。
それを作った光月家が治めていたワノ国が鎖国状態であるのもそれが理由なのだろう。

つまりワノ国は過去(800年以上前)に現在の世界政府の礎となった20の王家とは敵対関係に
あり、そのため現在は鎖国していると思われる。今回大目付センゴクが大物達がワノ国に
関わるのは偶然とは思えないと発言しているがそれは当然なのかもしれない。

大物と呼ばれる海賊たちの目的が、偉大なる航路の最終地ラフテルへたどり着くことで
あっても、またロックスのように世界政府を倒して王になる事であったにしても、それには
ポーネグリフは欠かせない存在であり、それを生み出し解読できる光月家の国は必然的に
目的地となったであろうから。

霜月家の一族

まずはワノ国の刀神とされているリューマの姓が〝霜月〟であるという事。
正直な話、自分はこれを知らなかった。というのも(自分の記憶に間違いなければ)漫画、
正確にはコミックでは(未だ)語られていないからである^ω^;

どうやらONE PIECE関連の商品であるVIVRE CARD(ビブルカード)の スリラーバーク編で
明かされた内容であるらしい。霜月という姓をもった人物はワノ国編で数名登場している。
霜月康イエ・霜月牛マルというワノ国の大名と、刀匠(刀工)霜月コウ三郎である。

シモツキという名前で他に引っかかるのはゾロ十郎の出身地とされるシモツキ村。
そして幼少期のゾロの師匠であり、くいなの父親であるコウシロウとくいなの刀であった
和道一文字の刀匠コウ三郎。コウシロウが〝コウ四郎〟であるなら関係者だと思われる。

ネットではコウシロウがコウ三郎の子孫ではないかと言われる意見が多いようだが、正直
三郎と四郎で親子というのは自分はあまり合点がいかない説である。

というのも太(一)郎・次(二)郎・三郎・・・・といういわゆる輩行名(ハイコウメイ)は基本的には
同年代の人間、つまり兄弟につけられる名前だからである。よって自分の中では霜月コウ三郎は
コウシロウの兄上であるというほうがしっくり来る。

しかし年齢関係などを考慮すると若干矛盾が生じるような気もするし、まぁ人の名前なので
三代目が三郎、四代目が四郎であってもなんら不思議ではないw
輩行名についてはあくまでも個人的な感想である(時代劇などでは大抵兄弟なのでw)

いずれにせよシモツキ村は、ワノ国を無断出国した霜月の一族が住み着いた場所が村に
なった場所なのではないかと推察する。康イエ公や牛マル公についての話を聞くと、いずれも
豪傑であり、また人の上に立つカリスマ性を備えた一族のようであるからだ。

この辺りの謎もワノ国編が終わる頃には明らかになっているのではなかろうかw

過去の黒炭オロチとトキ

カイドウと組んで、ワノ国を手中に収めた現将軍・黒炭オロチは40年前は康イエ公の小間使
だった。その後独立したようだが、おでんは彼に金を貸し与えていた模様。しかしオロチは
どうやってそこから今の地位に成り上がったのだろうか。

また、康イエ公はオロチという男の本性を見抜いていたようだったが何故彼を小間使とはいえ
側においていたのか。そしてオロチはどうやって能力者になったのか。それは次巻以降
明かされるのであろうw

また、ついにおでんの奥方になるトキが登場した。彼女は天月という姓を名乗っており、
26歳だが生まれたのは800年くらい前と語っている。という事はトキ様は800年前の出来事を
知っているのではないだろうか。

生まれたのがその頃としても親や周りの者から詳細を伝えられているだろうし、未来に飛び
始めた(トキトキの実の能力者となった)のが何歳頃なのかはわからないが、ある程度成長して
後に行動を開始したのなら出来事の真相を知っていても不思議ではない。

当然ワノ国出身であろうから、ワノ国がその頃世界でどういう立場だったのかも知っている
だろうし、ポーネグリフ以外に過去の真相を語るものであるのではないだろうか。

何にせよワノ国の過去編が進めば色々とわかることが増えると思われる。

巻九十五の感想

今後の展開で気になる点

今回巻九十五では、巻九十で行われていた世界会議の結果とその他の出来事について多少
ではあるが描かれている。王下七武海制度が撤廃されたことで唯の海賊に戻る事になった
鷹の目ミホークや海賊女帝ハンコックはどう動くのだろうか。

また黒ひげティーチの『海軍に取られるぐれェなら俺が貰っちまおう!!!』とは何の事を
指しているのか。また、黒ひげがロックス結成の地である海賊島ハチノスを本拠地として
いるのはロックスに関係があるのか。

現在のワノ国ではオロチによる妨害工作によって、赤鞘の男たちが窮地に立たされている。
常影港には誰も来てはいなかったわけだが、元々戦力の中心になる侍たちは兎丼に囚われて
いた侍たちで、兎丼の件はオロチにも無事であるという情報が伝わっていたハズ(第955話)。

採掘場には誰もいないとの事だったが、何者かの手引で他の場所に移動している可能性も
考えられる。策略に長けているロー、または少し前に話題に上ったジンベエあたりが鍵を
握っているのではないだろうか。

さらにローを牢獄から解き放った人物が何者かはわからないが(傅ジローである可能性が
高いと思うが)、ローにせよその人物にせよ花の都に囚われている他の侍たち(錦えもん曰く
屈強な者)をそのまま放置しているとは思えない。

そして最後の謎は赤鞘九人男の一人、傅ジローについてである。第960話よりの過去編では
都のみなし子として登場し、山の神事件の真相を知る一人であり唯一尊敬できる大人である
おでんに付き従い、彼の侍となった。

都の留守番が狂死郎という点も傅ジロー=狂死郎と思わせる要素ではあるが、こうも
わかり易い条件をつけられると逆に違っているのではないかと勘ぐってしまう^ω^;
ただ、他に傅ジロー候補が見当たらないというのも事実ではあるw

過去編に登場した彼の姿は、ファイアタンク海賊団の相談役・ヴィトに相似していると
思うのだが、個人的にはヴィト=傅ジローという訳ではないと考える。
もしかすると(血縁)関係者ではないだろうか。根拠は全く無い(絵が似ているだけ)のだがw

たぶんこの流れだと巻九十六も過去の世界が舞台の話が続くのだろうが、どこまで謎が
明かされるのか。期待大である。

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