現在は特定の作業とフリーソフトを使用する目的で使用しているWindows10。
しかしWindows7時代は、仕事でもWindowsを使用していた。当時は壁紙なども
自分の好みに合わせて変更していたが現在はデフォルトのまま放置であるw
先ごろ思い立ってデスクトップ画面を変更してみたのだが、そこで遭遇したのが
タイトルの問題。これは、その問題を一応解決に導くまでの闘いとその覚書である。
なぜか設定を無視するWindows10
デスクトップアイコン名から影を外す設定
設定アプリから
この記事内で使用しているWindows10のバージョンは2004。バージョンが違うと若干操作性が
違っている可能性もあるので注意が必要であるw
設定アプリを起動し【システム】▶ バージョン情報へと移動。
右ペイン内の【関連設定】以下にあるシステム情報をクリックする。
『システム』ウインドウが開いてくるので、左ペイン内システムの詳細設定をクリック。
『システムのプロパティ』ウインドウが開いてくるので【詳細設定】タブを選択。
パフォーマンス項目内の設定ボタンをクリックしパフォーマンスオプションを表示させる。
カスタム項目内にある『デスクトップのアイコン名に影をつける』のチェックを外し、
右下の適用ボタン ▶ OKボタンとクリックして設定を確定しウインドウを閉じる。
操作上はこれでデスクトップアイコンの名称についている陰影処理が無くなるハズなのだが、
何故かWindows10はこれを無視し、陰影付きのフォントでアイコン名を表示し続けるのだw
だが、ここで諦めてはいけない。とりあえず再起動して様子を見てみよう。
再起動後、うまく行った場合は影のない通常のフォントに変更されている場合もある。
だが、上手く行かず白抜きフォントに影付きのまま表示され続ける場合も多々ある-ω-;
我が家の場合は全く変更は無視され、そのままの状態で表示されていたw
続いて個人用設定
とりあえず、ここまでの現象は想定内である。
次に白抜きフォントを通常のフォントに変更させる為に取る行動は『画像』になっている背景を
『単色』に切り替えることである。
デスクトップ上のアイコンなどが表示されていない場所で右クリックし、表示される
メニューから個人用設定を選択。表示された背景ウインドウ内の背景項目にある選択
可能なプルダウン(画像の右側にある下向きの山形)から単色を選択する。
背景画像に近い色を選択して一旦終了。フォントが目的の色に変更されさらに影が
ついていないことを確認したら、もう一度上記と逆の操作をして背景を画像に戻す。
これはWindows7時代にもそうだったように、選択した単色にあわせてフォントの色が
変更されることを利用する設定。黒系のフォントにしたければ明るい系統の色を、白系の
フォントにしたければ暗い系統の色を選択する。
背景が画像表示の設定のまま、背景色を変更しても同様に変化するハズなのだが、我が家の
環境では何故か上手く行かないことがあるので単色表示に変更して色を選択しているが、
その辺りはユーザの環境に合わせて臨機応変に対応して貰えればと考える。
最終的に背景を『画像』に戻した際に読める色にする必要があるので、画像の背景に近い色を
背景色に選ぶのが良いだろう。我が家のAMD機の背景画像に選んだ画像は明るい色だったので
同系統の色を背景色に選択し、黒い影なしのフォントに変更することに成功した。
簡単に復活する黒い影
攻防戦は続く
一応、影なしフォントに変更され問題も解決したように思えるのだが・・・。
タスクビュー操作をした場合にそれは再発し、そのまま影付きフォントが残ってしまう。
タスクビューとは仮想デスクトップや動いているアプリを切り替える際に、確認表示
させる機能である。タスクバーの左側に表示されているタスクビューボタンをクリック
するか、Win+Tabキーを同時押しすることで機能する。
これを使用すると確実にデスクトップアイコン名が白フォント影付き表示に戻って
しまうのである。どうやらかなり前のバージョンのWindows10から存在する現象らしいが
MS様はバグだと思っていないのか一向に修正されないのである-ω-;
また、タスクビューを使わなくとも背景の設定を再び変えたりすると影付きフォントが
復活してしまう事もある。
対応策
上記の状態になってしまうと、システムの詳細設定からは修正できない。
詳細設定上は、既にフォントの影は表示されない設定になっているのである。
詳細設定から影付きに一旦戻して、それを再び影なし設定しても反映されないし^ω^;
どうやら再起動すれば治るらしいが、イチイチそんな事で毎回再起動などやってられないと
いうのが大半のユーザーの意見だと思うのだがどうだろうw
一応再起動せずとも回復する方法がある。それもそれほど面倒では無い方法だ。
タスクマネージャーを起動する。
Ctrl+Shift+Escキーを同時押しする、タスクバーを右クリックして表示される
メニューからタスクマネージャーを選択するなどなど起動方法は複数ある。
タスクマネージャー内のプロセスタブで、エクスプローラーというプロセスを探し、
それをマウスで右クリック。表示されるメニュー内の再起動を選択することで
エクスプローラーが再起動される。
再起動すると、一瞬デスクトップ上のアイコンが消え、開いていたフォルダは閉じられ
デスクトップが再描画される。アイコンフォントも設定通りの影なし状態に戻る。
我が家の環境ではフォルダを開いている状態でタスクマネージャーを起動させた場合、
一番上のアプリという項目内にエクスプローラーが表示されるが、開いていなかった場合は
結構下のWindowsプロセスという項目内に表示される。まぁ普通同じだと思うけど^ω^;
一応の解決を迎えたが
設定が正しく反映されるように
設定が正しく反映されるとか普通の事で、そんな事をなぜ要望しないといけないのか^ω^;
確かに設定が有効にはなるが、他の操作によって無効化されるのでは正しく反映されているとは
言えないのではないだろうか。
まぁ、それほどタスクビューを頻繁に使う訳ではないので、そこは100歩譲るとしても
詳細設定で〝アイコン名に影を付ける〟設定からチェックを外した際に正常にそれが即
反映されるくらいには作り込んで欲しい。
年に2回もバージョンアップされるのに、未だ修正されていないというのもなんだかなぁ-ω-;
まぁ他に修正すべき点が多すぎて、これくらいのバグは後回しにされているのかも知れない。
致命的バグでは無いし^ω^;
ただユーザーのストレス値は上がるし信用度はどんどん低下するけどねーw