カセットガス・カセットこんろといえば!Iwatani(イワタニ)=岩谷産業様。
アウトドア向きのこんろ『タフまる』とか薄型こんろの『達人スリム』とか
カセットガス暖房機シリーズの『風暖(KAZEDAN)』のメーカー様である。
そのラインナップから最近出た、物欲を刺激する一品を記しておこう。
こんろ&ストーブ【イザまる】
簡単切り替えでこんろとストーブに
『イザまる』は通常形態ではコンパクトなカセットこんろであるが、
『ごとく付きしる受け』を『ストーブユニット』に交換することで暖房
器具として使用できるという1台2役のカセットこんろである。
ここでは便宜上『カセットこんろ本体+ごとく付きしる受け』状態を
カセットこんろモード、『カセットこんろ本体+ストーブユニット』
状態をストーブモードと呼ぶことにする。
カセットこんろモード時のサイズは、幅216・奥行き197・高さ120、
ストーブモード時のサイズは、幅と奥行は同じで高さが265になる。
(単位はいずれもmm)
重さはカセットこんろモード時が約1.4、ストーブモード時が約1.9
(単位はいずれもkg)になる。火力は1.4kW(1,200kcal/h)とどちらかと
言えば控えめである。
カセットこんろモード

同社のカセットこんろの小型製品ラインナップとしてカセットフー
『ミニ』という製品がある。こちらの商品サイズは、幅279・奥行185
高さ85(単位はいずれもmm)で重さは約1.0kgである。
火力も1.86kW(1,600kcal/h)でイザまるの火力よりも若干強い。
単純に小型軽量のカセットこんろとして考えた場合、カセットフー
『ミニ』の方が良い選択かもしれない。
ただし、カセットガスの連続燃焼時間はイザまるの方が約30分長い。
Iwatani様のカセットガスを使用した同条件下での連続燃焼時間は、
カセットフー『ミニ』は約112分、イザまるは約145分となっている。
※イザまるのページには約約2時間25分と時間で記載されている^ω^;
この差については、イザまるは災害時の運用を考えて作られているため
なのではないかと考える。ちなみに検証条件は、気温20~25℃、強火
連続燃焼にてカセットボンベ1本を使い切るまでの実測値。
ストーブモード

イザまるを選択する場合の主な目的は、災害時に簡易的にストーブ
(暖房機器)としても使用できるこちらのモードがあるからという事に
他ならないだろう。
ただ、ストーブユニットによる暖房能力はそこまで強くは無いだろう。
公式様のサイトでも、リビングでのスポット暖房や一人暮らしの部屋
などにオススメと記載されているし。
シングルバーナー用のヒーターアタッチメントと同様に手先を温める
ような使い方が普通では無いだろうか。ただ、天板に小さめのやかんや
鍋などが置けるようなので、小さいストーブファンなども使えそう。
ストーブファンはその名の通りストーブの天板上に設置し、温度差を
利用して電流を発生させる『ゼーベック効果』という熱電効果で動作
するファンである。

そういったアイテムを使用すれば、ある程度の暖房効果は期待でき
そうだが、過剰な期待は禁物だろう。
正直な感想
室内使用の場合
個人的に製品のコンセプトとしてはとても素晴らしい商品であると思う。
カセットこんろモードで普段遣いをして、災害時などイザという時は
ストーブモードで暖房機器として使用できる、1台2役。
コンロのサイズはカセットフー『ミニ』サイズで場所を取らないが、
ストーブユニットの事を考慮すると、収納場所は少々大きめになるのが
少し残念ではある。
使用可能な鍋は、鍋底の直径20cmまで(小さい鍋は鍋底11cm以上)と
なっている。公式サイトには『2~3人での食事におすすめ』とあるが
使用できる鍋のサイズは小さいような印象を受ける。
純正オプションのジュニアマルチプレートくらいまでがちょうど良い
サイズだと思われる。
アウトドアでの使用
使用環境の前提が室内なので、専用のケースなどが無く、アウトドア
での使用はハードルが高くなる。特にストーブユニットと同時に持ち
出す場合は商品の箱での持ち出し以外は難しそうである^ω^;
加えて風対策などが考慮されていないので、別途風よけ等を利用する等
別アイテムとの併用が前提となる為、より運用は難しいと感じる。
また、コンパクト設計故に重い調理器具も、使用できないだろう。
火力も決して強い訳ではないので、正直なところ外での使用は、ソロ
キャンパー向けだと思えるw
価格面
価格に関しても正直、高いかなと思ってしまう・・・^ω^; カセットこんろ
としては同等の性能を持つ製品、カセットフー『ミニ』の価格が5,500円。
イザまるは14,080円(公式直販サイトでの記事公開時税込価格)である。
1台2役の専用設計なのが原因なのか、なかなかの価格差だ^ω^;
本体とストーブユニットを別売にすることも考えられたと思うのだが、
別売にした方が良かったのではないかとも思える。
タフまるJr.のオプションとして(希望w)
Iwatani様のカセットこんろには、個人的には〝アウトドア最強〟と
言っても過言ではない『タフまる』がある。まぁ正確に言えば自分の
最強は『タフまるJr.』だけれどもw
可能ならば、タフまるJr.(あるいはその後継製品)のオプションとして
ストーブユニットを用意していただければそれが最高なのだが^ω^;


