Apple様がWWDC19で発表した新しいモノ達をまとめてみようw

Apple
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先日行われた恒例のWWDCでApple様が発表した数々の製品群w
出てくるモノもあれば無くなってしまうモノもあるようだが、ちょっと整理しておきたい。
Mac Proなんていう個人的には必要ない(死ぬほどお金持ちなら買ってみたいがw)モノも
発表されたことだしww

iPhone関連

iOS13

ダークモードの正式実装

これまでiOSには設定上ダークモードは無く、ディスプレイの調整で色を反転させる設定を
使用していたようだが、iOS13では正式にダークモード設定が加わるようだ。最近は他のOSや
アプリでもダークモード設定はスタンダードになっている。

それにしてもダークモードのメリットって何なのだろうか。これほど猫も杓子もダークモード
という状況なら、それ相応のメリットが存在するに違いない。まさか見た目が〝カッコいい〟
からとかの理由では無いはずである^ω^;

気になって調べてみた訳だが、まず第一は目が疲れにくい(目に優しい)という点。
仕事でPCを使用している人はもちろん、趣味的に使用する人にとってもメリットである。
特に仕事でプログラマやコーダーといった一日中文字とにらめっこしている人には大きい。

次に、バッテリの消費が改善される。これは主にスマホ(特に有機EL搭載のモデル)には相当な
メリットである。有機ELは液晶のようにバックライトが存在せず、それ自身が発光している為、
黒を基調にした場合発光しない部分が多くなるのである。

つまり白基調に比べて消費電力は大幅に下るので、バッテリーの持ちが良くなるという大きな
メリットがあるのだ。まぁ、液晶ディスプレイのスマホの場合はバックライトが常に点灯して
いるのでダークモードだからといって変化があるとは思えないのだが^ω^;

iPhoneの場合は有機ELを搭載しているのはXsシリーズのみだが、ダークモードの真の恩恵が
得られるのは(現時点では)Xsシリーズという事になると思われる。
まぁこれから出てくる新型は有機EL(Super Retina?)を搭載するんだろうけどもw

後、有機ELは〝焼き付き〟が結構発生するらしいのでそれを防止する意味もあるのかも。

プライバシー関連とアプリの強化

Apple様はユーザのプライバシーにとても厳格な企業だと個人的に思っているのだが、さらに
厳格化されるようだ。アプリが使用する位置情報において、これまでの設定に加えて『1回だけ
利用を許可』という設定が増えるらしい。

さらに位置情報を使用するアプリは、iPhoneにその情報を記録する形になる。それによって
アプリが位置情報を利用して何をしているのかが、わかるようになるらしい。
まぁ確かに位置情報をずーっと握られているというのはあまり嬉しいものではない^ω^;

また、iMessageやSafari、マップなどApple様謹製のアプリもより使いやすく強化されると
いう。バージョンアップが続けられてきたiOSは〝革新的で目新しい〟という機能追加は無い
(てか必要ないしw)が、信頼性と操作性が強化されているという印象。

AirPods

これに関しては、iPhone限定という訳では無いが、多分一番ペアリングして使用される
ハードはiPhoneなんじゃないかなぁと言うことでiPhoneの項目に記しておく。
まぁ、iPadやMacで使ってるユーザ様もいらっしゃるでしょうけども、そこはそれw

Airpodsに関してはiOSとの連携が強化。Airpods使用中にiMessageを受信するとSiri1に
よる内容読み上げができるといった使い方が可能になるようだ。

iPad関連

iPadOSの登場

iPadの真の力を発揮させるべく、iPhoneとの共有OSであるiOSから独立する形で発表された
iPadOS。ベースはiOSを継承しているようなので使い方をイチから覚え直すなんてことは
しなくて良いようだ(まぁ窓OSじゃあるまいし当たり前の事だがw)

iPhoneと同じ配置で贅沢に使っていたHOME画面が、広さを十分に活かしたiPadらしい
使い方が可能になっている。また、iCloudへフォルダごとコピーが可能になり、同じアプリで
複数のウインドウを開けるなど、よりMac的(PC的)に使えるようになっている。

こうなってくると当然、アプリもよりiPadで使用し易く強化されて行くに違いない。
Apple Pencilのレイテンシ(反応時間)は9msと従来より大幅に高速化しているし、どちらかと
いえばMacBook(ノートPC)に限りなく近くなっていくのだろうw

ついにUSBメモリを直接使用できるようになると言うし、新しいMacOS(Catalina)では
(バージョン的には10.15?)には、iPadをサブディスプレイとして使える純正機能が搭載される
そうなのでなおさら期待は高まる。

Mac関連

新型Mac Pro発表

円筒型のMacProが登場したのは2013年。筐体のデザイン的にはなかなかカッコいい
(ゴミ箱とも呼ばれているが^ω^;)Macだった。個人的にはProが仕事で使う道具という意味では
ちょっと間違った方向にいってしまった感が否めないでもないモデル ^ω^;

このデザインでやるなら、Mac miniとiMacの中間くらいの機種として販売すればリビングMacと
して売れたかもしれんw
まぁ、リビングに置くと本当にゴミ箱に間違えられたかもしれないが・・・^ω^;

さて、今回発表になったMacPro(2019)は大まかな形状としては、PowerMacG5が最も近い
(ザックリ、タワー型でいいと思うがw)形状で、Proが使う道具としてのMacに相応しい拡張性を
備えたモノに生まれ変わっている。

とは言え、いわゆるWindowsPCでのタワーケースとは違い、
Apple様独特のデザインが施されている。
今回のMacProは筐体前面がまるで〝チーズおろし器〟の様に
なっている。

ちなみに左の写真がチーズおろし器であるw
まぁ、日本人の我々からすればお馴染みなのはチーズでは
なく大根おろし器の方だがww

デザインはさておき、メモリスロットは12も用意されて
おり最大で1.5テラバイト実装可能であったり、PCIe拡張
スロットは8スロットある。そのうちいくつかはGPU関連に
使用される様だ。

ベースモデルで約65万円という価格のこのMac。

確かに昨今のMacの価格から考えれば、相当高額な製品であるが、Windowsが出現する以前の
Macの価格がどんなものであったかを知っていれば、このスペックでこの価格というのは
破格であると言っても過言ではないのである^ω^

正直なところ、一般的ユーザが使用するには完全なオーバースペックであり、必要性を全く
感じない製品だが^ω^;
まぁ、有名Youtuberの方々がネタ用に購入されるだろうからそれを楽しみとしたいw

また、相棒として発表された6KのPro Display XDRも約54万と高額商品であるが、まさに
プロの道具として妥協なきセットである。おそるべしw

macOS Catalina:カタリナ

iOSアプリをMacOSで動かせる【Catalyst】

iOS用に開発されたほとんどのアプリをMacOS上で動作させる事が可能になる機能【Catalyst】
アウトカメラなどMacに存在しないハードウェアに関しては使用できない(当然といえば当然w)
らしいが、それ以外はほとんどが動作可能らしい。

XcodeでiOSアプリを開発すれば、そのプロジェクトをMacOS用に変換するだけでXcodeが
MacOS用インターフェースに変換してくれるという優れモノ。
画面サイズなどの関係で全く調整無しで動作可能という事では無いのだろうけど^ω^;

自分はアプリ開発とは無縁の人間であるw
正しくは、興味はあるがそもそも何を作ればいいのかといった発想が無い^ω^;
もしかしたらいつかお世話になる機能となるかもしれないww

iPadをMacのサブディプレイ化する【Sidecar】

macOS Catalina、その新機能の中で個人的に最も期待できそうなモノ。
それはiPadをMacのサブディスプレイとして使用できる機能、その名も【Sidecar】w
とうとう純正のiPadサブディスプレイ化アプリの登場である。

これまでもサードパーティ製品を利用してiPadをサブディスプレイ化することはできた訳だが、
これでついに公式に連携が可能となる訳だ。
まぁ、サードパーティ製にはサードパーティ製の良さがあるんだけども^ω^;

最終的な仕様はまだ決定していないとの事だが、USB-CまたはWi-Fi接続になるらしい。
うーん。できれば両方可能にしてもらいたいかなぁ。
やはりiPadを液晶ペンタブのように使いたい立場としては無線は何かと問題が発生し易いと
思う(例えば遅延とか)ので接続手段は複数用意しておいてもらいたいのだ。

正式リリースを待ってみないとなんとも言えないが【Sidecar】は非常に楽しみだw

Macを声で操る【ボイスコントロール】

とうとうMacのコントロールさえも声で可能となる時代がやってきたww
いやー、昭和の人間としてはほんとに未来の世界に来たという感覚である^ω^;
この機能も実際に試してみないとわからない機能だが、我々には日本語という高い障壁が存在
するからなぁ^ω^;

でも海外でも日本語に対する興味が大きくなっているので期待して待っていようw
Apple様何卒よろしくお願いしますww

さらばiTunes。君の勇姿は忘れないよw

macOS環境下ではiTunesは分割運営される

最近のiOS機器は、バックアップにiTunesを(必ずしも)必要としない。
むしろiCloudへのバックアップのほうが簡単だし、MacやWindowsPCが無くてもバックアップが
できる(PCを購入する費用が必要ない)ので主流になっているのではないか。

正直、私はクラウドにデータを預けるのは好みでは無い。なんとなく人質を取られているような
気にもなるし、100歩譲ってクラウドにバックアップするとしても、クラウドだけにバック
アップを作って安心する気にはさらさらなれないのである^ω^;

根っからの貧乏性というかなんというか、ローカルドライブとクラウド両方にバックアップを
持ってこそ、バックアップを取っているといった感覚になる訳だw
ローカル環境でも複数取っていないと気が済まんのだが^ω^;

iTunesが無くなるのはmacOS環境においてである。つまりWindows環境では廃止はされない
(現時点では、だがw)iTunesが廃止されるといっても今までの資産が無くなってしまう訳では
ない(いやそりゃそうだろ^ω^;)し、その機能を引き継ぐアプリが投入される。

つまり、iTunesで管理していた音楽や動画のデータの項目が増えすぎた為、一つのアプリで管理
するのは限界という判断で、3つのアプリに分割して管理される事になった訳である。
そのため、iTunesに登録されたデータは新しくmacOSに追加される3つのアプリに移管される
ようだ。

音楽関連のデータ

iTunesで購入した曲やCDから取り込んだ曲、つまりはiTunesで管理されていた音楽関連の
データは【Apple Music】アプリに移管される。音楽系のプレイリストも同様。

映画やTV番組データ

すでに購入しているムービーやTV番組といったデータは【Apple TV】アプリに移管される。

Podcastデータ

上記の2つと同様に【Apple Podcast】へ移管される。

オーディオブックに関しては現行のmacOSにも搭載されているApple Booksアプリが行うことに。
また、新規に購入したり、追加する場合もそれぞれのアプリにその機能が存在するようである。

iOS機器の管理

iOS機器のバックアップや同期といった管理機能は今後、Finderで行う事になる。
この機能は私のようにクラウドバックアップを正直好まない人間にとっては重要だw Finderに
この機能が統合されたという事はiOS機器の存在感が凄まじい事の証明だと言えようw

Windowsにおいては同期機能がFinderのようにWindowsのエクスプローラーに統合される事は
無いと思われるので、廃止される事は無いのではないだろうか。
将来的にどうなるかはわかんないけどもw

MacもiPadも買い換えないと・・・^ω^;

WWDC19においてApple様が発表された内容は、大体上記したものである。
一番嬉しいのはやはり【iPadOS】の登場と【Sidecar】かな。MacもiPadもある程度新しい
モデルで無くては使用できないらしいけど^ω^;まぁ無理して古い機種で実現されても、実質使えないだろうしw
とは言えウチのMacやiPadは結構古いので^ω^; 使用には耐えられんと思われるので、今後
買い替えも検討せざるを得まい。

いやー。でも貧乏だからなぁ^ω^;

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