容量が3000Wh級のポータブル電源というと数が少ない印象。
特にアウトドアに持ち出せるような電源は限られて来る。
中でも持ち出しやすそうな電源2機種について比較してみよう。
BLUETTI『AORA 300』とJackery『3000New』である^ω^
AORA 300 vs 3000New
AORA 300の基本スペック

BLUETTI『AORA 300』は2026年3月に発売されたばかりの
3000Wh級ポータブル電源。
●容量:3014.4Wh
●出力:2000W|瞬間最大4000W
●重量:約26.3kg
●366×305×297.5(幅×奥行×高さ:単位はmm)
●リン酸鉄リチウムイオン電池|6000サイクル(80%)
【出力ポート】
・ACコンセント×4 ・USB-A(15W)×2 ・USB-C(140W)×1
・USB-C(100W)×1 ・12V/30A DC×1・シガーソケット×1
3000Newの基本スペック

Jackery『3000New』は2025年3月に発売された3000Wh級
ポータブル電源。
●容量:3072Wh
●出力:3000W|瞬間最大6000W
●重量:約27kg
●416×325×305(幅×奥行×高さ:単位はmm)
●リン酸鉄リチウムイオン電池|4000サイクル(70%)
【出力ポート】
・ACコンセント×4 ・ACコンセント(30A)×1
・USB-A(18W)×2 ・USB-C(100W)×2 ・シガーソケット×1
2つのポータブル電源について
3000Wh級のポータブル電源
そもそも3000Wh級という大容量のポータブル電源は、製品の
数が少ない。価格comで検索してみると、3000Wh~4000Wh
未満のリン酸鉄リチウム製品は19点だった。
ちなみに1000Wh~2100Wh未満で検索すると99点の製品が
出てくる。まぁ2つの条件の検索結果にはセット販売商品も
含まれており、3000Wh級での単体製品は8点だった^ω^;
その中で重量が30kg以下の製品は上記の2製品のみであるw
それ以上の重さの製品にはハンドルとキャリーが内蔵されて
いる場合が多いので、運ぶ場合は便利かもしれない。
まぁ車に乗せるときは重くて大変だろうけど^ω^;
ちなみにメーカーは、EcoFlow・Anker・Jackery・BLUETTIの
4社のみ。自分の中ではポタ電界の四天王であるw
2000Wh級のサイズ感と重量
『AORA 300』は、同社の2000Wh級ポータブル電源
『AORA 200(旧Elite200 V2)』と同様のサイズ感である。
『AORA 200』の本体サイズは350×250×323.6mm。
対する『AORA 300』は366×305×297.5mmである。
つまり(幅+16)×(奥行+55)×(高さ-26.1)mmであり、
体積で考えると約17%大きくなっているのみである。
重量にしても『AORA 200』が約24.2kg『AORA 300』が
約26.3kgとなっているので、約2.1kgの増加である。
イメージとしては一回り大きくなった、くらいだろうか。
また『3000New』は『3000Pro』や『2000Plus』と
比較すると相当に小型化が進んでいる。さすがに同じ
シリーズの『2000New』はもっと小さいけど^ω^;
『3000Pro』と『2000Plus』は筐体のサイズは同じで
473×359×373mm。対する『3000New』のサイズは
416×325×305mmに小型化されている。
重量に関しては『2000Plus』からは-0.9kg『3000Pro』
からは-2.0kgの約27kgに軽量化されている。
この重量感だと差がわかるかどうかは別問題だが。
『AORA 300』vs『3000New』
本体サイズ及び重量
AORA 300:幅(366)×奥行(305)×高さ(297.5)mm
重量約26.3kg
3000New :幅(416)×奥行(325)×高さ(305)mm
重量約27kg
重量はほとんど同じだが、サイズは『AORA 300』が少し
小さいようだ。
電池容量及び出力
AORA 300:容量:3014.4Wh
出力:2000W|瞬間最大4000W
3000New :容量:3072Wh
出力:3000W|瞬間最大6000W
容量・出力関係については共に『3000New』が
上回っている。特に出力については差が大きい。
入出力ポート
AORA 300
【出力ポート】
・ACコンセント×4 ・USB-A(15W)×2 ・USB-C(140W)×1
・USB-C(100W)×1 ・12V/30A DC×1・シガーソケット×1
【入力ポート】
・AC入力×1・DC入力(XT60)×1
3000New
【出力ポート】
・ACコンセント×4 ・ACコンセント(30A)×1
・USB-A(18W)×2 ・USB-C(100W)×2 ・シガーソケット×1
【入力ポート】
・AC入力×1 ・DC入力(DC8020)×2
双方ともよく似た構成となっているが『AORA 300』には
140W出力の可能なUSB-Cポートが1つあるのが嬉しい
ポイント。それ以外はほぼ互角と思える。
充電関連
AORA 300:フル充電時間
AC充電(1500W):2.3時間
走行充電(Charger2+ソーラー併用1200W):3.2時間
ソーラー充電(1200W):4.1時間
AC+ソーラー充電(2400W):1.6時間
3000New :フル充電時間
AC充電(1500W):2.5時間
走行充電(ドライブチャージャー600W):5.6時間
ソーラー充電(800W):5.5時間
どちらも充電手段はAC・走行・ソーラーとなっている。
BLUETTIは『Charger2』Jackeryは『ドライブチャージャー
600W』というそれぞれメーカー製の走行充電器がある。
『Charger2』に関しては他社製ポータブル電源での使用も
可能となっている。
まとめ
正直なところこの2つのポータブル電源は非常に優秀で、甲乙つけ
難い製品であることは間違いない。どちらを選択するにせよ、アウト
ドア用途にせよ防災用途にせよ力強い製品である。
充電環境では『AORA 300』、出力能力では『3000New』といった
ところだろうか。後は充電サイクルでの差が『AORA 300』では
6000回(80%)という点が強い。
価格の面でも通常価格は両者とも約360,000円と高額だが、年に数回
あるセール時期に購入すればかなりお得に購入可能である。
まぁ、それでも高いけど^ω^;
ポータブル電源はどちらかといえば趣味性の強い製品だと思うが、
3000Wh級ともなれば防災用途としても十分な力を発揮できるだろう。
どちらの製品を選んだとしてもそれは同じだと思う。
本当に甲乙つけ難い製品だと思うので、ここはもう好みで選ぶしか
ないのではないだろうかw
走行充電重視はBLUETTI、出力重視はJackery、かな?

