【防災】ポータブル電源購入を考える – 選定編 –

物欲DB
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前回、ポータブル電源を購入する際に必要な条件を考えてみた。
その条件に沿って購入を検討する商品を選定してみた。
現時点では以下のような感じだろうw

ポータブル電源の候補を選ぶ

有名メーカーから選択

ネットで動画や記事をあさって、その中で良く見かける
(さらに自分程度でも名を聞いたことがある)メーカーと
製品をいくつかピックアップしてみた。

基本的な性能条件は前回の記事で調べた情報から
下記のような条件で選定してみた。

▶バッテリー容量1000Wh級
▶AC出力1500W級
▶ソーラー充電および走行充電可能

適度なサイズと重量
保証とサポート
 ※拡張バッテリーがあれば尚よし

Anker Solix C1000

  • バッテリー容量:1056Wh
  • AC定格出力:1500W
  • ソーラー充電(最大600W)・走行充電可能
  • 長辺:約37.6cm|高さ:約26.7cm|短辺:約20.5cm
  • 重量:約12.9kg
  • 3年保証(ユーザー登録で5年に)・日本語サポート
  • 回収サービス・拡張バッテリーあり

AC出力ポート(コンセント)は6ポート
USB-Cポートは100Wが1・30Wが1の計2ポート
USB-Aポートは12Wが2ポート
シガーソケットは120Wが1ポート

EcoFlow DELTA2

  • バッテリー容量:1024Wh
  • AC定格出力:1500W
  • ソーラー充電(最大500W)・走行充電可能
  • 長辺:約40.0cm|高さ:約28.1cm|短辺:約21.1cm
  • 重量:約12kg
  • 5年保証・日本語サポート
  • 回収サービス・拡張バッテリーあり

AC出力ポート(コンセント)は6ポート
USB-Cポートは100Wが2ポート
USB-Aポートは12Wが2・急速充電用18Wが2の計4ポート
シガーソケットは126Wが1ポート

Jackery 1000 New

  • バッテリー容量:1070Wh
  • AC定格出力:1500W
  • ソーラー充電(最大400W)・走行充電可能
  • 長辺:約32.7cm|高さ:約24.7cm|短辺:約22.4cm
  • 重量:約10.8kg
  • 5年保証・日本語サポート
  • 回収サービスあり

AC出力ポート(コンセント)は3ポート
USB-Cポートは100Wが1・30Wが1の計2ポート
USB-Aポートは18Wが1ポート
シガーソケットは120Wが1ポート

BLUETTI AC180

  • バッテリー容量:1152Wh
  • AC定格出力:1800W
  • ソーラー充電(最大500W)・走行充電可能
  • 長辺:約34.0cm|高さ:約31.7cm|短辺:約24.7cm
  • 重量:約16.4kg
  • 5年保証・日本語サポート
  • 回収サービス・拡張バッテリーあり

AC出力ポート(コンセント)は4ポート
USB-Cポートは100Wが1ポート
USB-Aポートは15Wが4ポート
シガーソケットは120Wが1ポート

ポータブル電源を絞る

防災用途

防災用途(災害発生時の緊急電源)として、上記4つの候補を
検討するわけだが、正直基本的な機能はどの機種を選定しても
大きな違いは見られない^ω^;

ただ、日常的に簡易UPS付き電源タップとして使用し、
災害発生時はポータブル電源として利用できる
といった運用を
想定した場合AnkerSolix C1000が一歩先を行っていると思う。

まず、ほとんどの製品が60%から80%充電状態での保管を
推奨しているのに対してAnkerSolix C1000は100%満充電での
保管が可能となっている。

パススルー充電にも対応しているので、上記の運用方法が
最もやりやすい製品だと言える。さらにはポータブル電源には
珍しく本体色も3色用意されてる点もメリットである。

価格は10数万円ほどであるが、セールの有無などで
上下するため、タイミングを図って購入する必要がある。
価格のみで言えばC1000より安いものも結構ある^ω^;

簡易UPS機能については、どの機種においても不具合が起こると
致命的な機器には使用しないこと
が大前提(データサーバーとか
医療機器など)となっているので注意が必要である。

まぁ、個人の日常用途内での使用なら問題なかろう^ω^;

アウトドア用途も考える

AnkerSolix C1000だとアウトドア用途には向かないということでは
全く無い。十二分に運用可能であるので、誤解無きようw

ただ、日常設置運用にAnkerSolix C1000が一歩先に行っていたように
アウトドア用途にはEcoFlow DELTA2が一歩先に行っていると考える。

というのは、EcoFlowにはオルタネーターチャージャーという
走行充電を強化するオプションが存在するからだ。この走行充電器を
使用すればなんと800Wでの充電が可能となる。

通常シガーソケットからの走行充電は100W程度であるため8倍の
速度で充電可能な訳だw
これは、アウトドア用途での使用には相当な優位性だと考える。

ただ、DELTA2は発売が2022年8月なのでそろそろ新型(後継機種)が
登場するのではないかとも考えられるので、それを待って判断する方が
良いかもしれない。

まとめ

という事で、現時点では防災用途使用でAnkerSolix C1000が購入候補
第1位ということなる。いつも出しっぱなし、繋ぎっぱなしで使用しつつ
何かあればポータブル電源として運用できるのはありがたい。

趣味的な部分では、最近キャンプでテント設営が面倒になってきたり、
そもそも寒い時期にしかキャンプ等に出かけなくなって来たので、
車中泊に移行しても良いかなと思っているのでw

さらにポータブル電源はまだまだ発展途上の製品なので新たな
魅力あふれる製品が登場してくると思っている。

リン酸鉄リチウムより安全性も寿命も遥かに高いバッテリーが
出てくることもあるだろうしw