Apple sliconとはApple様がiPhoneやApple Watch、さらにiPad
そしてMac用に開発・搭載しているSoC(システムオンチップ)、
SiP(システムインパッケージ)の総称。
その他セキュリティや通信系のプロセッサも存在するが、今回は
特にMacに搭載されているM1・M2チップについて整理し、
学んでおきたいと思う。
そろそろApple silicon搭載Macが欲しいからねw
Appleシリコンとは
iPhone搭載のAシリーズが始まりらしい
一番有名なAppleシリコンはiPhoneに搭載されている【Axx Bionic】という
名前のSoCではなかろうか。Macなどに興味が無い人でもスマホの
プロセッサは知っている人が多いだろう。
現行のiPhone14シリーズでは
▶A15 Bionic:iPhone14|iPhone14 Plus
▶A16 Bionic:iPhone14 Pro|iPhone14 Pro Max
と、2種類のSoCが搭載されている。
AシリーズはiPhoneのみではなくiPadにも搭載されているが、最新のiPad Proや
iPad AirなどはMシリーズSoCが搭載され始めている。
▶M1:第5世代 iPad Air|第3世代 iPad Pro(11in)|第5世代 iPad Pro(12.9in)
▶M2:第4世代 iPad Pro(11in)|第6世代 iPad Pro(12.9in)
Mシリーズはちょっと複雑
上記のように、最近はiPad ProやAirにも採用され始めたMシリーズSoCだが
Macに関してはIntel CPUからApple Mシリーズを搭載したモデルに順次変更
されている。
Mシリーズは、Aシリーズと違いPro、Max、Ultraというグレード(?)が
存在するため、少々複雑なので整理しておこう。
また、搭載されているMacについてもついでに整理しておくw
Apple M1
【Apple M1】
8コアCPU(高性能4|高効率4):7 or 8コアGPU:8or 16GBメモリ
【搭載Mac】
MacBook Air(2020)|MacBook Pro 13in(2020)|Mac mini(2020)
iMac 24in(2021)
【Apple M1 Pro】
8コアCPU(高性能6|高効率2):14コアGPU:16 or 32GBメモリ
10コアCPU(高性能8|高効率2):16コアGPU:16 or 32GBメモリ
【搭載Mac】
MacBook Pro 14in(2021)|MacBook Pro 16in(2021)
【Apple M1 Max】
10コアCPU(高性能8|高効率2):24 or 32コアGPU:32 or 64GBメモリ
【搭載Mac】
MacBook Pro 14in(2021)|MacBook Pro 16in(2021)|Mac Studio(2022)
【Apple M1 Ultra】
20コアCPU(高性能16|高効率4):48 or 64コアGPU:64 or 128GBメモリ
【搭載Mac】
Mac Studio(2022)
M1系のSoCを搭載する現行機種は、MacBook Air(2020)・iMac 24in(2021)
Mac Studio(2022)で、その他の機種はM2へと移行が進んでいる。
Apple M2
【Apple M2】
8コアCPU(高性能4|高効率4):8 or 16コアGPU:8 or 16 or 24GBメモリ
【搭載Mac】
MacBook Air(2022)|MacBook Pro 13in(2022)|Mac mini(2023)
【Apple M2 Pro】
10コアCPU(高性能6|高効率4):16コアGPU:16 or 32GBメモリ
12コアCPU(高性能8|高効率4):19コアGPU:16 or 32GBメモリ
【搭載Mac】
MacBook Pro 14in(2023)|MacBook Pro 16in(2023)|Mac mini(2023)
【Apple M2 Max】
12コアCPU(高性能8|高効率4):30 or 38コアGPU:32 or 64 or 96GBメモリ
【搭載Mac】
MacBook Pro 14in(2023)|MacBook Pro 16in(2023)
M2にはUltraというモデルは(今のところ)存在しないが、
StudioやProの新型が投入される際には出てくるかもしれない。
また、最近のApple系のニュースとして新型のiMacがM2ではなく
M3を搭載するかもしれないというニュースがあったので、
M2SoCはMaxまでなのかもしれないがw
まとめ
Apple M2の能力は相当高そう
つい先日発売された、M2搭載Mac miniのレビュー記事が様々な
サイトにアップされているが、どの記事を読んでも処理性能が
爆速評価なのが多い印象を受ける。
特にM2Pro搭載モデルはベンチマークでとんでもない数字を
叩き出したりしている模様^ω^;
まぁ、それなりのお値段を覚悟する必要があるけれどもw
自分の友人である30年来のMac使いのSEさんの言葉だが、
Macを購入する際は、予算が許す最大限のモデルを購入するのが
正義であるということである^ω^;
Mac miniの本体価格は最小だと8万円前後、最大だと64万円前後と
予算の幅が半端ないが、M2Proの最小構成だと18万前後なので
(頑張れば^ω^;)手が出ない価格でも無い。
iMac 24in M1モデルの最も廉価なモデルが約18万なので、
それを考えるとちょっと高額商品だが、既にモニタやキーボード類を
所持しているユーザーなら奮発する価値はありそうであるw
Appleシリコンが搭載されたMacは、後にメモリやストレージを
交換(増設)することが不可能な場合がほとんどなので、その辺りも
考慮に入れて機種選択する必要があるだろう。
まぁ、4Kや8Kの動画を扱ったりする場合は最大性能を選択する場合も
あるだろうが、一般的な用途だったら正直M2 MacBook Airや
M2 Mac miniの最小構成でもそれほど問題無いのではないだろうかと
個人的には考えるw
Mac miniに64万はちょっとねぇ^ω^;