【半沢直樹】全ての人に心の底から侘びてください!(最終話終了)

TV視聴録
スポンサーリンク

半沢直樹の放送が終わって1週間。
自分は録画していた番組をもう一度最初から見直していた。
いや、面白かったぞ!半沢直樹!!

次回の放送が待ち遠しかったのは、18年の下町ロケット以来かな。
いや、ノーサイドゲームも面白かったのだがw
結局、日曜劇場の池井戸潤氏原作ドラマは毎回面白いのだったww

では最終回及び全編通しての視聴感想を。

以下しっかりネタバレしていますので、その点ご注意下さいますよう^ω^;
※演者さんの敬称は基本的に略させていただきます。

2020年版『半沢直樹』最終話視聴感想

ざっくりあらすじ

最終話

渡真利、富岡、田島、福山といった半沢の協力者達が揃って中野渡頭取の行動に
衝撃を受けていた。頭取の行動がどうしても理解できない為だ。渡真利は一番衝撃を
受けたであろう半沢を心配していた。その半沢は道場でひたすら竹刀を振っていた。

箕部は白井大臣と乃原弁護士に、中野渡頭取つまり東京中央銀行が協力してくれると
話をする。その場には大和田も同席。半沢の処分に釘を刺す箕部。出向が決まった
半沢を「バンカーではなく只のバーカ」と揶揄し、高笑いする箕部。

道場に現れた瀬名と森山は、気力を失った半沢に発破をかける。〝自分たちが憧れる
男はどんなヤツが相手でも沈ます堂々と戦って欲しい〟〝やられたらやり返すのが半沢
直樹〟そう言いつつ掛り稽古を続ける三人。力尽きた三人は笑い、そして半沢は再び
戦いを開始する。

渡真利が掴んだ紀本の動向から、常務の部屋を訪ねた半沢はそこで資料を確認する
大和田に遭遇。頭取に対して1000倍返しを宣言した半沢に対して大和田は宣言する。
「今度こそ本当に間違いなく不可逆的におしまいです」

渡真利と共に紀本の潜伏先に乗り込んだ半沢は、彼が隠していた証拠に箕部の悪事を
証明する力は無かったと知る。手を引けという紀本に半沢は「これ以上突っ込まなきゃ
銀行は終わる!」と言い放つ。

国税局の黒崎に再び協力を依頼する半沢。黒崎は100億という現金のサイズから箕部が
海外銀行に隠し口座を持っていると推察。それを調べるには100%の確証が必要であり
「勝負は一度切り」だと半沢に話す。

半沢たちは伊勢志摩支店の近くに存在する海外銀行の支店に注目。箕部に近い人物の
協力が必要だと判断。そんな人間はいないと否定する渡真利。しかし半沢は箕部の
秘書笠松に目をつける。彼は伊勢志摩支店で書類を30分以上確かめていたのだ。

笠松に連絡を取り協力を依頼する半沢。しかし笠松は白井大臣の為に協力はできないと
言う。帝国航空経営陣と会食する白井と乃原の前に姿を表した半沢は、乃原と箕部の
違法行為を匂わせる発言をして去っていく。

白井大臣は箕部の過去について疑念を持ち、笠松を通して半沢に接触。しかし半沢が
何一つ確証を掴んでいないと知った白井大臣は半沢との交渉を一方的に打ち切り、
箕部の呼び出しに応じて戻っていく。

出向を示唆された半沢は、花に「それでもお前なんかいらないと言われるなら
こっちから辞表を叩きつけるべき」と言われて覚悟を決める。花から誰をぶっ飛ばす
のかと尋ねられた半沢は「頭取!」と返答するw

翌朝半沢は頭取に呼び出される。頭取から辞令を受ける直前先日の失礼を詫びる半沢。
半沢が箕部への資料返却の真意に気付いたと知った頭取は、全てを半沢に話す。

大和田が何故銀行を放逐されなかったのか、半沢が何故出向となったのか。
そして今回の出向についても。力不足を詫びる中野渡頭取に対して半沢は、私の進退
よりも、頭取が権力に屈する事は有ってはならないと言い最後の手段を提案する。

箕部の隠し口座を探っていた大和田は、白井大臣にメモを手渡す。彼女を迎える準備を
する大和田と半沢。半沢は先日の土下座強要について抗議するが、全て芝居だったと
反論する大和田。銀行の最終手段とは白井大臣を味方につける事だった。

一人銀行を訪ねた白井大臣に対し、協力を依頼する大和田。白井大臣の質問に対し
過去の問題融資を世間からの批判を覚悟で公表するという頭取。帝国航空再建について
債権放棄が必要かと尋ねられた大臣は、半沢達の再建案なら自力再生が可能だと返答。
しかし大臣はそれでも債権放棄の方が遥かに再生は簡単と発言し、その場を後にする。

翌日、頭取の会見会場に遅れて到着する白井大臣。遅れたことを中々良い演出と褒める
箕部幹事長。乃原弁護士が頭取を拍手で迎えるよう促す中、姿を現したのは半沢だった。
その頃頭取は牧野副頭取の墓で会見の中継を見ながら牧野に語りかけていた。

半沢の登場に、渋い表情を浮かべる乃原と箕部。そして箕部は半沢に出ていくように
促すが、白井大臣は中野渡頭取の代理として半沢を認める発言をする。その態度に
不満を隠さない乃原そして箕部幹事長。

前日、銀行から帰ろうとした白井大臣に過去に銀行で起こった悲劇を全て話し大臣が
決断してくれるなら責任の一端を負うと、自らの退職願を提示する半沢。
白井大臣は花から渡された桔梗の花を見つめ涙を見せる。

そして「承知致しました」と箕部と進政党との決別を決断する。

半沢の退職願を預かった頭取は、再び帝国航空再建の担当を命じ会見に自身の代理、
東京中央銀行の代表として参加するように命じる「全ての責任は私が取る。思い切り
やってこい!」そう言う頭取に力強く頷く半沢。

中野渡頭取の代理として席についた半沢は、債権放棄について改めて拒否。
世論を無視するのかと問う乃原については他の世論は無いのか?と反論し、大多数の
世論に従えという箕部には弱者救済の進政党の理念との矛盾を突いて黙らせる。

半沢に意見を求められた白井大臣は、丸パクリの再建案しか作れなかったタスク
フォースの無能ぶりと自身の任命責任について発言。声を荒げる乃原を恥を知れと
一喝。そして銀行の再建案で帝国航空の再建は可能との見通しを語る。

怒る箕部は白井大臣を見捨ててその場を去ろうとするが、半沢に止められる。
廃止予定だった羽田ー伊勢志摩路線について追求を受けそうになった箕部は、東京
中央銀行の名誉が傷つく可能性を示唆するが、半沢は全て覚悟の上だった。

そして旧東京第一銀行が行った20億の不正融資とそれに関わる伊勢志摩ステートの
一件について詳細に語り、それによって箕部が利益を得ていたと発言。それを
追求する。箕部はそれに対して、確固たる証拠を示せと開き直る。

半沢は「ございます」と言い「お願いします」と人を招き入れる。扉を開けて会場に
姿を見せたのは大和田だった。動揺した箕部は「止めろ大和田!」と叫ぶ。
その手に握られていたのは会見の30分前に手に入れられた確固たる証拠だった。

白井大臣を筆頭に笠松、瀬名、森山、黒崎の協力を得て大和田は確固たる証拠を入手
していた。「止めろ!」と叫ぶ箕部を「はぁ?」とあしらい、半沢に資料を渡した
大和田は「はい1000倍。思いっきりやり返しなさい」といって後に下がる。

隠し口座の詳細を入手され、金の動きを証明された箕部は半沢の追求に対して記憶に
ないと嘯く。去ろうと立ち上がる箕部の前に立ちはだかる白井大臣。そんな言い訳が
通用するのは国会答弁だけと言い放つ半沢。取り巻きに助けを求めようとする箕部。

白井大臣は「誰も助けてはくれません」と言い、説明できないのならば謝罪すべきと
箕部に言う。半沢は明日を信じて必死で生きている国民に寄り添うのが政治家の仕事
だと言い、国民に心から詫びろと言い放つ。

難色を示す箕部を「幹事長!」と一喝し謝るように促す白井大臣。逃げようとする
箕部を押し留め、取材陣や半沢の前に突き出す。一斉に立ち上がって怒りを滲ませる
人々の顔を見た箕部はあっさり土下座。

そして叫び声を上げてその場から走って逃げ出す。白井大臣と握手を交わす半沢。
牧野副頭取の墓に盃を掲げる頭取。東京中央銀行は東京第一銀行時代の不正を世間に
公表し、頭取は謝罪と再発防止を世間に誓う。

結果、箕部は様々な容疑で逮捕され、乃原は強要罪で弁護士会を退会。帝国航空の
再建は開投銀に引き継がれ、白井大臣は大臣を辞任して離党。無所属のイチ議員と
して再出発するその事務所には笠松と、花を届けに来た半沢の妻花の姿が。

中野渡頭取は辞任を申し出て、役員会に承認される。訪ねたてきた半沢に、礼を
述べる中野渡。半沢に自身の銀行員人生について語り、半沢についての評価を語る。
同じように辞めようとする半沢を一喝し、さらばだと言って去っていく頭取。

それでも離党した白井議員や頭取に対して自分ひとりが銀行に残る事を良しとしない
半沢。頑固な態度を責める渡真利。そこに電話を掛けてきたのは大和田だった。
退職願を突き返す大和田だったが、半沢は受け取ろうとはしない。

半沢の正義を攻める大和田。だからこそ責任を取って辞めるという半沢に
「お前一人逃げようったってそうはいかねえぞ」と言い放つ大和田。
そして大和田自身、銀行を辞めると言うのだった。

ありとあらゆる名(迷)言で東京中央銀行の現状をこき下ろす大和田に対して、半沢は
「私は(再建)できると信じている!」と発言。ここぞとばかりに大和田は「そこまで
言うならお前が責任を取れ!東京中央銀行を立て直してみろ!!」と言い放つ。

支離滅裂とも言える理論?と難癖を付けて半沢に勝負を受けて立たせる大和田。
観念したように受けて立ち「今度こそ容赦しない」という半沢に「やれるもんなら
やってみな!」と言いつつ半沢の退職願を破り捨てる大和田。

それを高く紙吹雪のように放り投げた大和田は「あばよー!」と叫んで去っていく。
その後姿を睨んでいた半沢は、最後には笑みを浮かべるのだった。

最終話感想

登場人物からみた考察と感想

箕部啓治:進政党幹事長(演:柄本明)

半沢を融通のきかない堅物・頭がかたいきまじめな人を意味する〝石部金吉〟と呼び、
頭取に出向させられると聞いた際は『バンカーじゃなくて只のバーカー』と発言。
まぁ笑っていたのは自身と乃原だけだがw

大和田がはっきりとしない返答をした際にはいつもの如く『はぃ?』と聞こえない
振りをして、半沢の処遇をはっきり証言させている。この態度が後々大和田による
仕返しの原因となるのだがw

結局彼は国会議員の立ち位置を忘れ、自身の持つ権力に溺れて自分に屈しない人間は
いないと思い上がった政治屋さんだったのだろう。

そして中野渡頭取が全面的に自分に屈したと思い込み、大和田がスパイとして送り
込まれた事に気付かず、白井大臣の政治家としての理念とそれに感化された笠松、
さらに異動に追い込んだ黒崎、土下座しろと脅した相手・半沢に追い詰められて
中継が入っている会見場で逆に自分自身が土下座させられる結末を迎えた。

最後にうわーっと叫んでダッシュでトンズラこく箕部幹事長^ω^;
いや、しれっとその場から逃げようとする諸田とか、バーカと言ってタクシーから
トンズラここうとした丸岡レベルの小物感^ω^;

部屋でイキっていた幹事長は何処へ行ったのかw
そんな事で現場から逃げてもそれで無事に済むわけ無いじゃん^ω^;
往生際悪いわーwww

多分逃げ帰った幹事長室で彼を出迎えたのは、白井大臣に床に叩きつけられ無残な
姿を晒したお気に入りの盆栽だったんだろうな^ω^;

最後はコントのような退場劇を見せてくれた箕部幹事長w
結局はなんだかんだで逮捕され終了となった。
半沢、1000倍返し成功!

乃原正太:弁護士(演:筒井道隆)

前回、旧東京第一銀行の不正融資に付け込んで、債権放棄を中野渡頭取に要求した
ものの、(不正行為の暴露を)やれるもんならやってみなさいとあっさり拒絶された
乃原弁護士。結局彼の原動力は個人的な銀行への逆恨みにしか過ぎなかった訳だがw

自身とは関係のない所で、箕部幹事長と中野渡頭取が協力体制となった事で、債権
放棄は実現される事となった模様。
なんだ乃原、結局お前は何の役にも立ってねぇじゃんww

会見当日、拍手でお迎え下さいと頭取を持ち上げてみたものの、やってきたのは半沢w
そしてやはり、債権放棄はお断り。さらに白井大臣にも再建案は丸写しだの、債権放棄
という安易な方法以外は思いつかないだの言われて、怠慢だと酷評される。

それに対して「このアマ!」とブチ切れるが、白井大臣に「ここは会見の場です。その
態度、恥を知りなさい!」と一喝され、スゴスゴと着席するポンコツっぷり。
何だコイツ^ω^; 態度がでかい、口が悪いだけのチンピラ弁護士かよww

結果、白井大臣とよりによって紀本に告発され強要罪で弁護士会を退会処分となるw
まぁ要は退会命令を受けて辞めさせられたという事で、処分としては2番めに重い
処分のようである(資格剥奪・弁護士ではなくなるが弁護士になれる資格は失わない)

多分もう一度司法試験を受けて合格すれば弁護士になれるのだろうけど、中継が
入っている場所で大臣に対してあの態度を取った弁護士となるともう一度資格を
取れたとしても依頼主はそのスジの方とかになるんじゃないかな^ω^;

まぁ、がんばれよ乃原w

白井亜希子:国土交通大臣(演:江口のりこ)

半沢が匂わせた箕部や乃原の違法行為に動揺し、笠松に真相を確認する。
さらに半沢宅で直接話しを聞くが、半沢が証拠を掴んでいなかったことで、一旦は
協力を拒む。しかし半沢の妻、花から聞いた一国民の評価は心に残っただろう。

進政党と箕部の呪縛を取り除けない様子だったが、銀行に赴き10年前の事件の全容と
半沢の覚悟も知る。そして国の未来のためという言葉と、花から渡された桔梗の花の
意味する処と、自分を支持してくれる国民の為に協力を約束する。

会見前に、笠松と協力して箕部の隠し口座の情報を知り、黒崎に情報を伝えて確固
たる証拠を入手させていた。笠松に会場に行くように促されると、もう一つだけと
言い、くたばれ!と吠えつつ、箕部が大切にしている盆栽を床に叩きつける^ω^;

いや。白井大臣、盆栽には罪はないじゃないですか^ω^;
確かに箕部幹事長が大事に手入れされているから、坊主憎けりゃという事もある
でしょうけどw くたばれ!は本当は箕部に言いたかったんだろうなww

会見の場では、タスクフォースと乃原の無能ぶり、それを任命した自身のミスを
認め債権放棄は必要では無いと発言して、半沢の債権放棄拒否を容認する。
キレる乃原には「恥を知りなさい!」と冷静な一撃。

箕部の静かな恫喝にも屈せず、証拠を暴かれて逃げようとする箕部の前に立ち
はだかる。説明できないなら謝罪すべきと迫り「幹事長!やりなさい」と、
取材陣と半沢の前に箕部を押し出す。

箕部そして進政党の人形にされそうだった白井亜希子議員は、自分が国民から
誠実な人間として信頼されている事を思い出し、国民の側に立つ国会議員として
働くことを選んだのだ。きっと国民からの人気はうなぎのぼりだろうw

党に残って貰えれば、進政党の評価は高まったと思うのだが。兎角身内に甘いと
される世界で、例え幹事長と言えど不正を許さず断罪した。こんなに日本人が
好みそうなストーリー無いでしょw

きっと無所属議員になっても、国民人気は絶大だと思うので新党でも立ち上げて
政府与党に、ひいては女性初の総理大臣になる日もそう遠くないのではないか。
いずれは白井総理だなw

笠松茂樹:議員秘書(演:児嶋一哉[アンジャッシュ])

前回、伊勢志摩ステートの財務資料を撮影していたのが不審だと意見したが、
実は、白井大臣を守ろうとする行動の一環だったようだ。半沢にそれを指摘
されたが、確証を得ていない状態では大臣のために箕部を裏切れなかった。

しかし白井大臣自身が箕部に反旗を翻すと決めてからは、積極的に協力。
箕部と第一秘書武田が会見に向かったスキに、箕部の隠し口座が存在する
銀行を割り出し、白井大臣を通して黒崎を動かすという活躍ぶりw

そして、大臣が箕部の盆栽を叩きつけた時の驚いた表情が最高w
一瞬児島さんに戻っていた(ように見えたw)わ。離党した白井議員の手助けを
しようと新事務所にやってくる笠松さん。いい人やなぁw

箕部の右腕と呼ばれた有能な秘書なので、白井さんも安心だろうw

大和田暁:東京中央銀行取締役(演:香川照之)

完全に箕部幹事長サイドに付いたのかと思いきや、中野渡頭取の命で箕部の
隠し口座を見つけ出すべく幹事長の側に派遣されていた訳だが、結局一人では
それを把握できずにいた。

頭取から全てを聞かされた半沢が、最終手段を提案し、それを頭取が了承した為
白井大臣を内密に銀行へ招く。

銀行では半沢から前回の土下座強要に対して抗議を受けるが、そんな事はどうでも
いいと誤魔化し、逃れているw その後箕部を恐れ協力を拒む大臣に、半沢・頭取と
協力して説得、大臣の協力を取り付けた。

会見当日、笠松と白井大臣から情報を得た黒崎が銀行を調査。箕部の口座記録を
大和田宛に送りつけ、大和田は山久と共に会見場に姿を現し、半沢にその証拠を
手渡した。

その際、箕部に制止された大和田は、箕部が自分に対して行ったように(しかも
2回w)「はぁ?」と聞き返し、最近耳が遠くて良く聞こえないといって制止を
振り切った。大和田、「はぁ?」の倍返しであるw

全ての悪事が露見し、銀行も謝罪と反省を余儀なくされる。中野渡頭取は全ての
責任を負って辞任。その事に責任を感じた半沢も銀行を辞めようとする。
それに対して大和田は半沢を大いに煽って辞意を撤回させようとする。

今作で自身が発した名(迷)言を全て使って、銀行の現状をこき下ろす。
いや、〝微笑がえし〟かよ^ω^;(昭和の人には解るはずw) 
半沢が銀行の再生を信じていると断言するとお前が最後まで責任を取れと放言。

『お前の正義を貫き通すには上に立つしか、つまり頭取になるしかねぇぞ!』
『やってみろよ半沢!中野渡さんと
この私がお前の代わりに辞めるんだ!』
『お前もそれなりのケジメを付けてみろ!!』

そう吠える大和田。いやここまでは半沢を引き止める素晴らしい演説。そこから
訳のわからん理論(?)が展開されていく^ω^; 頭取になれなければ土下座しろ、
頭取になれたら私が土下座するまではまぁ、ヨシとしようw

その後、頭取になれたら銀行丸ごとメタメタに叩き潰す、全人生をかけて叩き
潰すと言い放ち『受けて立て!』と吠える。いやあの、あなたは銀行を辞めて
どうやって半沢を叩き潰すつもりなのだろうか?^ω^;

聞き用によっては半沢の辞意が固いため、なんとか銀行に残るように仕向ける
策だとも思えるが、果たして世界一半沢が嫌いな大和田がそこまでするだろうか。
自分はこれも中野渡頭取の影響なのではと思っている。

今作でいつも大和田が一番に考えてきたのは中野渡頭取の立場だった。
彼の頭取への感謝と恩返しだけは本物だったと思う。頭取は半沢に話したのと
同様に、過去を託した大和田と未来を託した半沢の話をしたのではないか。

それを聞いて大和田は頭取と一緒に銀行を辞めようと思ったのではないか。
まぁそうでなくても、部下に半沢のような青臭い正義を振りかざし、しかも
それを貫き通す力を持った切れ者がいるとやり難いだろうし^ω^;

そして大和田も、心の何処かで半沢には敵わないと思っているのでは
ないだろうか。上から押さえつけても、下手に出ても半沢はブレない。
大和田のような人間には最も扱い難い人間だろう。

それにしても、黒崎からは〝大和田ちゃん〟呼ばわりだったなw
半沢の1000倍返しに協力したというよりは、中野渡頭取の立場を悪くした
箕部への仕返しをしたという方が正しいのではなかろうかw

いずれにせよ、グッジョブでしたよ。大和田さんw
『はい、1000倍。思いっきりやり返しなさい』は名言でした。

黒崎駿一:金融庁担当検査官(演:片岡愛之助)

前回、あれほどサポートしたにも関わらず、箕部を追い詰められなかった半沢に
ご立腹のご様子w 100億8000万円という現金のサイズを計算し、箕部が必ず
銀行に預けていると判断。

それを調べてほしいと言う半沢に、一発勝負だから100%の確証が必要と話す。
やっと掴んだ箕部の尻尾を絶対に離さないようにと言う傍らで半沢に股間アイアン
クロウを仕掛けるも、戦法を熟知していた半沢に完璧に防がれていた^ω^;

その後、箕部に反旗を翻す決意をした白井大臣と彼女に協力的な笠松が、箕部の
PCの履歴から口座がUAE銀行にあると調べ出し、黒崎に連絡。確証を得た黒崎が
動いて箕部の口座情報を手に入れるという見事な連携をみせた。

黒崎を国税に異動させた事が箕部の失敗という意見をTwitterなどで見たが、
自分は国税庁に異動となったのは箕部の仕業ではないと考える。
もし箕部の仕業なら幹事長、相当の間抜けである^ω^;

多分、箕部からは金融庁から異動させろと圧力がかかり、それを上司が黒崎に打診。
なら、国税辺りでお願いしますと黒崎が言ったのではなかろうか。金融庁自身箕部の
横暴に腹を立てていた様子だったので、それはいいという事になったのではと推察。

黒崎は半沢も認める用意周到な方ですからw

まんまとその企みは成功し、証拠を入手した黒崎は大和田ちゃんに証拠を送りつけるw
それもこれも半沢という男の信念を曲げない行動力を熟知している黒崎が、彼からの
協力依頼が必ずあると踏んで、先手を打った結果だと思う。

まぁ半沢&黒崎コンビなんて、このドラマ上では最強タッグだろうw
敵に回した箕部幹事長一派が甘かったという事だ^ω^

『ダメダメの駄目沢直樹』と評した半沢の評価が覆った事だろう。

中野渡謙:東京中央銀行頭取(演:北大路欣也[特別出演])

前回、紀本常務が隠し持っていた証拠を半沢に先んじて入手したが、頭取の判断で
箕部に返却。その事が半沢を始めとする富岡や渡真利、福山や田島といった東京
中央銀行でまっとうに働くバンカーの信頼を裏切ることになった。

その件を良しとしない半沢から1000倍返しの宣告を受けるが、実は手に入れた資料に
箕部の不正の確固たる証拠はなく、それを調べ出す手段として大和田を送り込む為に
資料を返却したに過ぎなかった。

箕部の前で行った頭取の半沢に対する厳しい処遇は、箕部から半沢を守ろうとする
行動だったのだ。半沢や渡真利は紀本の証言からそれを知り、半沢は後日出向の
辞令を受け取る直前に中野渡頭取に対して謝罪。

それでも最後まで半沢は諦めようとはせず、頭取に対して最後の手段を提案。
頭取もそれに同意し、白井大臣へ銀行の不正を含んだ全てを話し、彼女の協力を
取り付けることに成功する。

その後再び半沢を帝国航空再生の担当とし、自身の代理として会見の場へ送り込み
箕部の不正を暴くことに成功。同時に旧東京第一銀行が行っていた不正を明るみに
出し、謝罪と再発防止の約束を行い、全ての責任を負って辞任した。

中野渡頭取は半沢や富岡が思っていた通りの信頼に足る人物だった。
『最後に君のような男と働けたことを感謝している』と中野渡に言われた半沢は
嬉しかっただろう。そして余計に責任を感じて辞めようとするだろう。

きっと中野渡は半沢が退職届を撤回しないとわかっていたに違いない。
だから、もしかすると大和田に半沢を説得するように頼んでいたのかもしれない。
大和田も中野渡の頼みならばと引き受けたのかもしれない。

ただ、半沢の性格と大和田の性格からああいった形になってしまったが^ω^;
いずれにせよ、彼が過去を託した大和田も過去の精算と共に銀行を去り、未来を
託した半沢は銀行に残る事になった。

『銀行員に最も必要なものは〝人を見る力〟』と言った中野渡頭取。
確かに彼の人を見る力は間違いなかった。半沢という男をきちんと見切っていた。
唯一彼が半沢を見誤ったのは、半沢の大和田に対する恨みの深さだけだった。

全てを見終わった感想

半沢直樹というドラマ

最終回が放送されたのは1週間前。この1週間録画しておいたドラマを見返して
いた。半沢直樹というドラマのフォーマットが2度目ということもあり、前作に
比べて少しインパクトが薄かったのは否めない。

前作ではラスボスだった大和田が、今回は半沢側に立つ事も多くラスボス箕部との
決戦では半沢に最終兵器を届け、思い切りやり返せと発破をかける。まるで少年
漫画によくある、過去に戦った相手が味方として助っ人に現れる展開ではないかw

浅野支店長や東田社長が霞むような伊佐山部長というべらんめえ口調の敵役。
口数は少ないが、圧倒的迫力を持つ三笠副頭取。そして後半の箕部幹事長を
始めとする大臣や弁護士といった権力の権化たち。

RPGと同様、第2弾で用いられる王道の展開だった。
だがそこがまた面白かった事も事実である。とにかくドラマとして見終わった後
久々に『面白かった!』と素直に言えるドラマだった。

続編を求める人もいるだろうけれど、自分としてはもうこれ以上は望まない。
映画などでもパート3はイマイチという展開が多いからだ^ω^;
まぁドラクエIIIのようにシリーズ最高傑作と思えるような展開なら歓迎だがw

とは言え、政府与党の幹事長以上の敵はもう無理なんじゃないかなーと思うのが
正直なところである。
何はともあれ〝面白かった!〟以上の言葉は出てこないw

演者の皆さん、制作陣のみなさんお疲れさまでした!
面白いドラマをありがとうございましたm(_ _)m

東京中央銀行の行く末

続編は望まないと言ったが正直気になるのは今後の東京中央銀行の行く末で
ある。旧東京第一銀行時代の不正の責任を取って中野渡頭取は辞任、さらに
棺の会以外の取締役を裏でまとめていたと思われる大和田も辞職。

これから誰がどうやって銀行をまとめ上げていくのだろうか。
副頭取を務めていた三笠も、電脳雑技集団へ出向させられリーダーと呼べる
者が不在となった東京中央銀行。

半沢がいくら優秀な人間だと言っても一足飛びに常務や専務取締役になれる
訳ではないと思うのだ。描かれていないだけでしっかりとした取締役が他に
いるのだと信じたい。

もし今回の騒動で取締役が一斉に辞職などということになれば、前作で唯一
まともな上司だった営業第二部部長の内藤(演:吉田鋼太郎)や今作の富岡部長
代理などが出世して銀行を率いていくのか。

いずれにせよ、実働部隊は半沢や渡真利、苅田や今作では残念ながら出番の
無かった近藤(演:滝藤賢一)、今回は味方となったタブレット福山など一応
優秀な面々が揃っているので問題はなかろう。

半沢の部下たちも上司にならって動ける人間が多いようだし。

最終的には〝仕事は客のためひいては世の中のために〟という半沢の仕事に
対する思いが、これからの半沢を助けてくれるだろう。半沢に助けて貰った
人々や会社が半沢に対して感謝の恩返しをしてくれるはず。

思えば半沢はいつも自分の為だけでは無く、人のためにも動いていた。
前作では竹下金属の竹下社長。小村建設の小村元会長。そして藤沢未樹。
伊勢志摩ホテルの湯浅社長もそうだろう。

今作ではスパイラルの瀬名社長、FOXの郷田社長、電脳の元金庫番・玉置。
もちろん帝国航空の神谷社長や山久部長、人生を変えてもらった森山。
開投銀の谷川女史。そして最後は白井大臣も半沢に救われた一人だ。

半沢は基本的に自分と他の誰かのために行動し、誰かを助けた事で力を
得て戦いに勝利してきた。彼が自分の為だけに動いたのは大和田を土下座
させた時くらいではなかろうか。

前作で、半沢が自分たちがやっている事は大和田と一緒だと自嘲する場面が
あった。しかしそれに対し渡真利は同じじゃないと断言する。お前はまず、
誰かのために動いてきた。保身のために他人を平気で切り捨てる大和田とは
全然違う、と。

誰かのために働くという事は結果として自分のために働くという事になる。
まさに情けは人の為ならず。なのだw
第一話で『施されたら施し返す。恩返しです!』と大和田さんも言ってたしw

因みに情けは人の為ならずは日本人の半数が意味を間違えているらしい。
人に対して良い行いをすれば、巡り巡って自分に帰ってくるという意味で
情けを掛けるのは人のためにならないという意味では無い

まぁもっとも元になったとされる詩を作った新渡戸稲造先生が意図して
いたのは厳密には違う意味だったかもしれないが^ω^;

自分が他人に対して行った善行は、自分の心を満たす行いであるから忘れて
いい。しかし自分に対して他人が行ってくれた善行は長く忘れないように
すべきであるという意味だったと記憶している。

つまり、自分が施した事は忘れ、自分が受けた施しには感謝を忘れないと
いう人間として素晴らしい生き方を表しているのである。

話が全く逸れてしまって申し訳ないw
今作はほとんどの敵役の結末にも触れられており、非常に完成度も高い。
こういった話は結構何人かが結末不明になる事が多々あるのだが・・・^ω^;

ともかく半沢直樹、大団円である。

タイトルとURLをコピーしました