宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 視聴感想 #09

TV視聴録
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宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち、第九話の視聴感想記。始めます。
もう、完全に一週遅れですなぁ・・・-ω-;

ネットには映画館やBD・DVDで視聴した方の感想やネタバレがすでに溢れているが、
TV放送は全国では無いようなので、一応ネタバレを気にする方は要注意ですm(_ _)m

『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』(以下2202とする)は、1974年に放送された1作目の
リメイク作品である『宇宙戦艦ヤマト2199』 (2012年劇場で順次公開、その後TV放映された)の続編で、
劇場作品『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』およびTV作品『宇宙戦艦ヤマト2』
リメイク作品でもある。

【第九話:ズォーダー、悪魔の選択】 2018.12.01放送

ヤマト VS 破壊解放軍:シュトラバーゼ上空

破壊解放軍のミサイル攻撃を阻止しつつ、上昇するヤマト。
戦闘の下ではガミラス艦が避難民を乗せるために留まっている。

破壊解放軍は多数の惑星間弾道弾を用意していた。
不安定な惑星で多数の弾道弾を使用されれば惑星が持たないと判断した真田副長は攻撃しようと
するが、斉藤に支えられて第一艦橋に姿を現した土方司令はそれを止める。

今攻撃すれば、破壊され、焼けた弾道弾の破片が避難民を襲う可能性が高いためだ。
土方司令の指揮で、囮になるために上昇を開始するヤマト。

解放軍の旗艦らしきゼルグート級航宙戦艦が、惑星間弾道弾をコントロールしているようだ。
難民を乗せたガミラス艦の発進を待ちつつ、主砲を待機させ艦首に波動防壁を最大展開させる
土方司令。

ガミラス艦の発進を確認すると、進路を確保する為砲撃を開始する。
破壊解放軍の指導者はヤマトを沈めるべく弾道弾を爆破させるが、ヤマトは波動防壁を展開し
ゼルグート級に対して接近戦を仕掛ける。

『抑圧からの開放、全ての民族の自治独立を。大義は我にあり!』
そう叫ぶ破壊解放軍指導者。

艦体が擦れるほど接近したヤマトは、主砲でゼルグート級の全面に集中攻撃。さらに土方司令は
波動エンジンを最大出力で可動させ、波動防壁による反発を利用して艦体を滑らせ、零距離砲撃を
繰り返しゼルグート級を撃沈寸前まで追い込んでゆく。

『ガミラスの不当な抑圧を断ち切るための崇高なる戦い。死を恐れてはならぬ。死を!』

爆沈してゆくゼルグート級の艦橋で、解放軍の指導者はそう叫びながらさらに弾道弾の起爆
スイッチを押す。全ての弾道弾が爆発し、シュトラバーゼは崩壊を始める。

古代不在の中で戦闘を開始するヤマト。
歴戦の指揮官らしく、沈着冷静で的確な指示を出す土方司令。サスガっす^ω^まずは避難民の安全第一。そして避難民収容後はガミラス艦の安全を図る。
歴戦の司令官だからこその判断と決断力。これは古代にも真田副長にもまだ足りないものである。
弾道弾の爆発に対応するための波動防壁。そしてゼルグート級戦艦への近接攻撃。

まるでドメラーズⅢ世へ沖田艦長が行った近接戦闘を彷彿とさせる。なんでしょうな^ω^;
やはり同期で大親友のお二方。戦術も何処か似てしまうのかもw
敵の艦隊を手玉に取って見せたものの、破壊開放軍の指導者は自分の立場と言動に酔って
おられるようで、死をも厭わぬ攻撃を繰り出される。

大義は我にありですか。大義とは『人がふみ行うべき最高の道義』という意味だそうだが、
多数の死者を出すのは最高の道義では無いと思うのだが。
何れにせよ多数の弾道弾を爆破させ、不安定なシュトラバーゼを破壊してしまう開放軍。

てか、地球への定期便を襲って何の開放なんだろうか?よくわからん-ω-;
デスラーの尻尾って・・・。地球への定期便は反デスラー派なんじゃねーの?w
デスラー総統を支持するなら地球へノコノコやって来んでしょうww

ま、その定期便艦隊が呼び込んだ訳だから、何かしらダマシが入っているのかもしれんw

ズォーダー大帝 VS 古代:アケーリアスの遺跡の中で

『破壊、革命、戦争・・・。どの文明も必ずこうなる』
その無益な行動を繰り返し、最後は決定的な過ちを犯して自滅するものであると大帝は言う。
国、家族、信念・・・。人間は愛ゆえに奪い合い殺し合う。そういった無残は見るに堪えない。

ガトランティスは戦いのために人の姿に似せて作られた命。
個体として生殖能力を持たないが故に〝愛〟という感情のしがらみからも自由であると語る大帝。
そして大帝の意志の下でこの宇宙に真実の調和をもたらすのだと。

ガトランティスを創造した文明は、ガトランティスによって滅ぼされた。
テレサに呼ばれし者と本当に言えるのか?と古代に問うズォーダー。
感情という毒に侵され道に迷いしもの。愛の何たるかも知らず。

愛だ。愛ゆえに人は死に、星は壊れ、宇宙は滅びる。
お前のフネもしてきたことだ。古代進。と古代の名を呼ぶ。
『何故?』と驚く古代。

その古代に対し、多くの大切なものを失ってきたが故に愛するものが死んてしまうという事を
人一倍恐れていると指摘するズォーダー。

惑星上で破壊解放軍とヤマトの戦闘が激化し、アケーリアスの遺跡が崩れそうになっている。
『言っている側からこれだ』と人間をあざ笑うような大帝。

個人の情愛に流されない宇宙の摂理と調和できる我らの真実の愛に従って人間は導かれる必要が
あると古代に向かって話すズォーダー大帝。

その無残な繰り返しを、テレサの恩寵を持ってガトランティスが終止符を打つと語る。

地球の難民を乗せたガミラスの艦艇3隻全てに、ガトランティス兵と同様に自爆する、屍から
作られた蘇生体と呼ばれる人間爆弾が乗せられた事を古代に告げるズォーダー。
そして1隻だけ選ぶように古代に迫る。古代の愛が救うものと殺すものを古代に示すため。
そして選ばなければ3隻共に機関を失いシュトラバーゼの崩壊に巻き込まれることになると。

そしてレドラウズ教授の体は青い光を放ち、爆発する。
土方司令の指示により、古代を救助に来ていた斉藤隊長に助けられ怪我もなく助かった古代。

だが、古代は厳しい選択を迫られていた。

人間という生き物の愚かしさを説くズォーダー大帝。
ガトランティスはきっとそういう愚かな文明ばかりを滅ぼしてきたのだろう。
彼らがどれくらいの時を生きているのかわからないがきっと長い時を生きているのであろう。まずは彼らを生み出した文明が最悪だ。自分たちの代わりに戦争をさせるための兵器として
生み出したのがガトランティスという種族なのだろう。そりゃ滅ぼされるでしょうよ^ω^;
お前、代わりに戦って死んでこい。と言われてハイそうですか。とはならんだろうw

愛ゆえに人は死に、愛ゆえに星は壊れ、愛ゆえに宇宙は滅びる。
この言葉、似たような事を仰る方が他の作品にもいらっしゃいました。そしてこの方も帝王。
そう。その名は聖帝サウザー。南斗聖拳最強の男。この帝王閣下も愛についてこう語っている。

愛ゆえに人は悲しまねばならぬ。愛ゆえに人は苦しまねばならぬ。
愛や情は哀しみしか産まぬ。
愛と感情を否定するズォーダー大帝と似てるように思う。

この愛を捨てた男・聖帝サウザーは自身を育て鍛え上げてくれた師匠を、掟であるとは言え
その手で倒し(殺し)て南斗鳳凰拳の伝承者となった。その経験が、愛に対する考えを上記の
ような形に拗らせる事となった訳だが・・・。

彼を倒した男、北斗神拳伝承者ケンシロウの言葉を借りれば〝誰よりも愛深き故に〟そういう
男になってしまったと語られている。

最後に出てきた赤子とサーベラーと思しき女性のビジョン。
また繰り返すのかというズォーダー大帝の言葉。
彼もまた聖帝サウザーのように誰よりも愛深き故に愛を否定した男なのかもしれない。

また、ズォーダー大帝が自分の名を知っている事に驚いている様子の古代。
それはまぁスパイがいるからなのだが、古代よ。自分で第八機動艦隊に対してそう名乗り
ましたよね^ω^;

まぁ古代は「何故俺の名を」とは言ってないので名前を知られていた事を驚いている確証は
無いのだが、もしそうなら矛盾してるでしょw

一隻しか救えない。古代、苦渋の選択。

遺跡から100式空間偵察機でガミラスの艦隊を追いかける古代。
ヤマトを経由し避難民に通信を送る。
避難民に詫び、そして雪に詫びる古代。

雪を失うことが怖かった。
雪と一緒にいるだけで幸せで、地球の現状に溺れそうな自分が怖かった。
だから君と離れようとしたと。

そしてこれから起こることは、自分が勝手にやることで君には関係ない。
どんな罪を背負うことになっても君を失うのは耐えられない。

古代の話を聞いた雪は違和感を覚え、古代に問いかけるが返答はない。
雪は無線を切り替え斉藤や永倉に遺跡で古代に何が起きたのか問いただす。

その話から古代が自分を救うために、他の艦の人間の命をあきらめようとしていることを
知る雪。そんな事をすれば古代の心が耐えられないという事も判っている雪は、自身を
犠牲にして古代に選択させないためにガミラス艦から身を投げる。

古代はそんな雪の行動を見て艦を選ばないことを選択し、ズォーダーに対して
『選ばない!俺は選ばない!!』
と叫ぶと、重力崩壊を起こしつつある中心部に向かって100式で雪を追いかける。

『選ばせないために・・・』
そうつぶやく桂木。
雪と古代の行動に憤るズォーダー大帝は、3隻のガミラス艦の蘇生体を起動させ、
ガミラス艦の機関を破壊させる。

機関が停止し、惑星の重力圏に引き込まれていく3隻のガミラス艦。

確かにこんな選択は人間には無理だ。
有名な「カルネアデスの板」とも少し違っている。カルネアデスの板では掛かっているのは
自分の命だが、古代の場合は愛する人の命である。これが古代自身の命であったなら、古代は迷わず自分の命を失う覚悟をしただろう。
古代はそういう男だと思う。それが良いか悪いかは別として。

愛する人を生かせたいと願って、背負いきれない罪を背負う覚悟をした古代だが、雪は
古代にその罪を背をわせたくはない、背をわせるべきではないと考え、自らの存在を消し、
選択させないようにしようとする。

お互いがお互いを思ってとった行動だがズォーダーが意図した、古代の愛がエゴに過ぎないと
思わせるという結果には至らなかった。
そして、それを苦々しく思う大帝閣下はルール変更は許されない、として3隻全ての艦を惑星に
落とそうとする。

人間はしぶとくて諦めの悪い生き物

この結果が、古代が人として選ばないという選択をした結果であり古代のエゴだと語る
ズォーダー。そして「実に虚しい」と呟く。

その頃、ヤマトの艦橋では真田副長の案により古代と雪、そしてガミラス艦を救う手立てが
実行されようとしていた。それは一歩間違えればヤマトを含む全てが飲み込まれる危険な
賭けだった。

土方司令は言う。

『やろう。十一番惑星では奴らに名刺を渡し損ねた』
『ガトランティスの王が見物しているなら、教えてやろう』
『人間がどれだけしぶとくて、諦めの悪い生き物であるかを』

土方司令は、そう話し自ら波動砲の発射装置を握った。
『沖田。借りるぞ!』
そう心の中で沖田艦長に呼びかけながら引き金を引く。

波動砲は発射され、シュトラバーゼの内核コアを直撃。
波動砲によるエネルギー変換で重力嵐は停止。古代と雪の100式とガミラス艦3隻は
はじき出され事なきを得る。

漂う100式のコックピットで、改めて雪にプロポーズする古代。
『はいって何べん言わせる気?』
そう言いながら受け入れる雪。その100式を発見する山本機。

その出来事を見据え
『サーベラー。また繰り返すのか』
と呟く大帝閣下。そこには赤子を抱いたサーベラーのビジョンが・・・。

疲れ果てて眠る古代を、優しく見る雪の姿があった。

土方さん、格好良すぎでしょ^ω^;
人間の底力を見せつけてやれと言わんばかりの(いやまぁ意味的にはそう言ってるんだろうけど)
発言とそれを成し遂げる行動力。ヤマトのクルー誰もが躊躇する波動砲の使用も、長年の親友で
沖田艦長を知り尽くした土方司令が「借りるぞ」と言って使用する。沖田艦長と土方司令にしか出せない波動砲発射のシーンだった。
そしてヤマトは、全てを失うリスクを背負い、持てる知恵と力を振り絞って古代も雪も3隻の
ガミラス艦とそれに搭乗した避難民の全てを救ってみせた。

それにはきっと、ズォーダー大帝も驚かされた事であろう。
そして意味深な大帝閣下のお言葉。
また繰り返すのかという発言もそうだが、それをサーベラーに対して言っている事実。

描かれたビジョンの赤子を抱く女性には、ガトランティスの最高位幕僚たるサーベラーを
感じることは出来ないのだが、大帝閣下が語りかけたサーベラーは他の存在なのだろうか。
今後この謎も明かされて行くことだろう。

第十話感想へ続く・・・。

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