宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 視聴感想 #13

TV視聴録
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宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち、第十三話の視聴感想記。始めます。
ああ、追いつける日はくるのか・・・-ω-;

ネットには映画館やBD・DVDで視聴した方の感想やネタバレがすでに溢れているが、
TV放送は全国では無いようなので、一応ネタバレを気にする方は要注意ですm(_ _)m

『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』(以下2202とする)は、1974年に放送された1作目の
リメイク作品である『宇宙戦艦ヤマト2199』 (2012年劇場で順次公開、その後TV放映された)の続編で、
劇場作品『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』およびTV作品『宇宙戦艦ヤマト2』
リメイク作品でもある。

【第十三話:テレザート上陸作戦・敵ミサイル艦隊を叩け!】 2018.12.29放送

砂竜狩りの二人

何処かの惑星上だろうか、砂竜と呼ばれる生物の群れを狩るゴーランドとノル。
群れを狩りながら、ノルに対してガトランティスという存在がいかなるものか、
ゴーランドが自身の後継者となるノルを何故鍛えてきたかを語る。

ガトランティスはクローニングで世代を重ねる。そこに愛という不合理な感情は
存在しない。だからこそ純粋であり、強い。ゴーランドがノルを鍛える理由、
それは〝ゴーランド〟という存在がガトランティス帝国に仕え続ける為である、と。

後継者を思うことは、生物として当然というノルに対して「それはエゴだ」と
ゴーランドは言う。忌むべき自己愛であり、全体への貢献には結びつかないと。
その言葉を聞きつつ、涙を流しながら砂竜の幼生を撃ち殺すノル。

そこはテレザートを封印する岩盤の上であった。

〝後継者を思う〟という行為を自己愛と断ずるゴーランド。しかし、ザバイバルによると
先代のゴーランドも幼生体の育成には手間を掛けたと言うことであった。
そういった気持は隠していても伝わってしまうものだと思う。

いかにゴーランドが愛情というものを否定し、砂竜の群れを非情に殲滅していたとしても
彼が育成したノルを見ればゴーランドの本質が知れるというものである。

桂木透子は語らない

桂木を尋問する古代。それをモニタしながら意見を交わす他のヤマトクルー。
彼女は、ガミラス人とも死人から作られた蘇生体でもなく人間であるという。
自爆もせず、捕虜の立場にあることがそれを証明していると土方司令。

古代を偽善者呼ばわりする桂木。解決しようの無いことにこだわっている無力な
理想主義者とも。その言葉に憤りを感じる古代。その反応を喜ぶ桂木。
『君たちの社会に理想は無いのか?』そう聞いた古代に自分の本名はシファル・
サーベラーであるとだけ話し、一方的に尋問を終わらせる桂木。

これでもう敵に情報が漏れることもないと言うキーマン。彼らの能力は計り
知れないと、対処法に苦慮する古代。
『あんたはもうあの女に関わるな』キーマンは古代にそう言う。感情をかき乱し
人を操ろうとする人間、情報部にいた自分はああいう手合の相手は慣れていると。

テレザート上陸作戦:ブリーフィング

真田副長によるとテレザートは他の天体から運ばれてきた岩盤で、封じ込められ
つつあるが完全ではなく、現在最後の岩盤が設置されつつあるらしい。
その岩盤の前面に敵ミサイル艦隊、そして岩盤後方にはテレザート直衛艦隊。

その直衛艦隊後方に、機動甲冑を中心とした奇襲部隊をコスモタイガーⅡの
ワープブースターによる小ワープで送り込み艦隊を撹乱。同タイミングでヤマトも
小ワープで岩盤と直衛艦隊の間に侵入する。

岩盤でミサイル艦隊からの攻撃を防げるが、同時に攻撃もできない。
どうするのか問う永倉に『波動砲を使う』と答える古代。その発言に驚く斉藤と
永倉、他のクルー。しかしその目標はあくまでも岩盤。

波動砲で岩盤を粉砕しミサイル艦隊を牽制するという作戦に、結局岩が相手かと
皮肉る斉藤。一つ歯車が狂えば個々に分断されて全滅するという土方司令。
初期のプランに拘らず臨機応変に対応し、敵の不意を突ければ勝機はあるとも。

『各員の健闘を期待する』と言う土方司令。
しかしその情報は何処からか大帝に知られており、作戦はゴーランドに伝えられる。

波動砲による直接艦隊攻撃をできる限り避けるための戦術なのか、直衛艦隊の背後に特攻隊を
小ワープさせる作戦を取るヤマト。主力のミサイル艦隊には波動砲による直接攻撃ではなく
封印岩盤を波動砲で破壊し、攻撃を封じる作戦を取る。しかし土方司令の言う通り、一歩間違えれば各個撃破されて全滅する作戦である。
古代がスターシャ猊下との約束に拘り続ける限り、今後もこのような場面に遭遇するだろう。
ヤマトの戦闘はほとんどの場合多対1なのだから。

しかし、桂木が隔離されている状況でどのようにして大帝に作戦が漏れているのだろうか。
ネットでの噂通り彼が蘇生体にされているのか。今のところは不明である。

ノル初陣

髪を剃り、ゴーランドと同様の髪型になるノル。
その作業をする者に先代に抱かれた事はあるかと問うノル。無いと答える青年。
『そうか』と少し淋しげに言い艦橋に上がるノル。

そのノルに向かい『初陣である』と言い放つゴーランド。
『ガトランティスの戦の真髄をその身に刻め』そう言われ『はっ!』と畏まるノル。

機動甲冑に身を包んだ空間騎兵隊と航空隊・山本。コスモタイガーⅡは航空隊・鶴見。
大量の機動甲冑を背負ったコスモタイガーによる突撃隊はワープに入る。
小ワープの準備に入るヤマト。キーマンは桂木とのやり取りを思い出す。

同じ穴のムジナ、よね?という桂木。あの男の絶望する顔が見たいからヤマトの
波動エンジンに仕掛けたモノの事は黙っておくとも。
お前は何故俺のことを話さない?そう聞いたキーマンに桂木はこう返す。

『あなたはいずれヤマトを裏切る』
それを思い出しつつキーマンは自問する。
『裏切る・・・誰を?』

戦国日本の元服のような儀式なのか、髪を下ろすノル。彼はゴーランドを父親のように慕っている
ようである。ゴーランドも本心では子供のように思っているのだろうが、ガトランティスの考え方
では、それは御法度である。そして、波動エンジンに仕掛けた反波動格子の件を他のヤマトクルーには伝えない桂木透子。
それを問うキーマンに桂木が返した言葉はいずれヤマトを裏切る、という言葉だった。
確かにキーマンは波動エンジンに仕掛けを施した、だがそれは何のためなのか。

彼の真の目的が何なのかは未だ不明である。シュトラバーゼでガミラス定期便艦隊の司令官が示した
キーマンへの態度は明らかにキーマンが良い家系の出身である事を示している。果たしてそれは
どういう家系なのか。

キーマンの正体は今後明らかになっていくだろう。そしてその目的も。

激闘!テレザート上陸作戦

ワープアウトすると同時に艦首魚雷を一斉射するヤマト。
同時に後方に出現した機動甲冑による特攻隊が、直衛艦隊を翻弄する。
ヤマトでは無いのかと驚くノル。それに対して我らの戦は大胆にして緻密と返す
ゴーランド。大帝よりヤマトの作戦を知らされているゴーランドは急速回頭する。

ヤマトが来るまではと、被弾しつつも奮闘する鶴見。
鶴見の奮闘に応えるようにワープアウトし、出現するヤマト
そのヤマトに向けて破滅ミサイルを放つゴーランド。

その爆発はテレザート周辺の重力場と干渉し、乱気流のような状態を引き起こす。
それはテレザートから吸い上げた反物質と同様の働きをするエネルギーを充填した
ミサイルであった。

その乱気流に翻弄されるヤマト。ヤマトを補足したゴーランド艦隊はヤマトに対し
ミサイル攻撃を開始する。対空砲火で応戦するヤマト。
ヤマトの大砲(波動砲)を警戒し、艦隊を広く展開すべきではというノル。

ゴーランドはこの乱流の中では狙いが定まらないこと、さらにヤマトは撃たないと
して艦隊を展開させない。古代が波動砲使用を躊躇していることはゴーランドにも
知らされているのである。

乱流から脱出をしようとする古代を止める土方司令。乱流から出れば敵に狙い撃ち
されてしまうからだ。『作戦はまだ生きている』そう言う土方の言葉に波動砲の
発射準備を命令する古代。しかしその決断は鈍い。

愛という人間の不合理な感情故にヤツは我々を撃てない。そう宣言するゴーランド。
艦隊を直撃するには最良の射程という報告にも動けない古代。ヤマトを見かねた
斉藤は土方に、波動砲を撃つように頼む。古代は大切な人と約束している。馬鹿げた
ことだが仕方ない。理屈じゃない。だからあんたが撃ってくれと。

艦隊前面にワープアウトするヤマト。その後、直衛艦隊後方にワープアウトする機動甲冑装備の
空間騎兵隊と山本玲。おおっと、ヤマトに人型機動兵器が初登場w 2199ではアナライザーが
パワーローダー的オプションを装備した事があったが、今回の機動甲冑は人が使用する兵器である。直衛艦隊後方にワープアウトし、艦隊を撹乱する機動甲冑部隊。ヤマトが来るまではと奮戦する
部隊だが、あれ?すでにヤマトは小ワープしてたよね?あれは何処なのか。ゴーランド艦隊の前面
なのか?いやー何故ゴーランド艦隊前面にまで小ワープで接近する必要があったのか。

ブリーフィングではそんな話をしていなかったような気もするが^ω^;
小ワープでミサイル艦隊正面→魚雷攻撃→小ワープで直衛艦隊前面という作戦だったのか。
2202では連続ワープもワープ後の波動砲発射も可能になってるんだなw

しかしその作戦は大帝よりゴーランドに知らされており、ゴーランドは破滅ミサイルという兵器を
使用してヤマトを窮地に追い込む。しかし、破滅ミサイルて・・・^ω^;
ガトランティスはやはりこういった〝センス〟的なものは苦手なのかな?
創造性とかには欠けているようなのでw

ヤマト(というより古代)は波動砲を使用して危機を脱しようとするが、古代の波動砲に対する考え
方をも承知しているゴーランドは平然と艦隊を集結させたまま進軍させる。
気が変わって撃つ、という事は想定しないのか?^ω^;
人間のことがわかっているようでわかっていないのだな、ガトランティスはww

窮地から脱するためには波動砲を敵艦隊に対して使用するしかないヤマトはその体制に入るが、
古代の迷いが決断を鈍らせる。斉藤は馬鹿げた考え方としながらも、古代の思いを理解したようで
土方司令に引き金を引くように頼み込む。

全員で撃つ、全員で背負う

『駄目だ!これはイスカンダルに旅した者が等しく背負う十字架だ』キーマンが言う。
『自ら呪縛を断たない限りヤマトに未来は無い!』その言葉に古代の脳裏に蘇る沖田
艦長の言葉『古代、覚悟を示せ。指揮官としての覚悟を』

『波動砲への回路開け』島が言う。『波動砲への回路開きます』南部が答える。
『非常弁全閉鎖。強制注入器作動』と徳川機関長。『最終セーフティ解除』真田副長。
驚く古代に島が言う。『お前一人の引き金じゃない。俺も撃つ!』
『私もだ!』真田副長が頷き、クルー全員が次々と頷く。艦橋内を見回す古代。

『総員、対ショック対閃光防御』そう言う古代は斉藤達に艦体の固定を頼む。
ヤマトの艦体に取り付く機動甲冑部隊。そのさなか、土方司令は艦長拝命を承る。
『逃げ場のない解決しようのない事なら背負っていくしか無い。俺もお前も』

艦体に取り付いた機動甲冑は推進力を全開にしてヤマトを固定する。
『全員で撃つ!全員で背負う!』土方艦長が言う。

キーマンの言葉に、一丸となって波動砲を使用すると決めるヤマトのクルー。古代一人の決断に
委ねるのでは無く。まぁ、艦長代理という位置に置かれた古代は決断する役目に違いないが、
土方司令の言うように背負っていくしか無いのだろう。そして、クルーが一丸となってその覚悟を示したと理解した土方司令は、艦長を引き受ける。
土方館長はそれを待っていたのだろう。古代が、他のクルーが波動砲を使うという事態を避けられ
ない事として背負っていく覚悟ができるのを。

何度も思うことなのだが、スターシャ猊下は〝愚行を繰り返すな〟とおっしゃったのだ。
波動砲を使用した結果が、より良い未来をもたらすのであればそれは〝愚行〟では無いと思う。
確かにそれによって多くのガトランティス兵の命を奪うことになるだろう。しかし相手は自分と
仲間たちや故郷を滅ぼそうと向かってくる兵士なのだ。
黙って蹂躙される訳にはいかないではないのか。

乱流で艦体が安定しないヤマトを機動甲冑で支える空間騎兵隊。まさに全員で撃つ!である。
思えば、土方艦長だって沖田艦長がスターシャ猊下と交わした約束を破りたい訳はない。親友が
交わした約束なのだから。

ゴーランドとノルの間に

ノルは自分の中に芽生えている感情をゴーランドに伝えようとする。ゴーランドは
それを気に留めずヤマトにとどめを刺そうとミサイルを放つ。
「ミサイル多数接近!」という雪の報告にも「構うな!」と土方艦長。

そして古代は敵艦隊に向け引き金を引く。ヤマトから放たれる青い閃光。
それが迫ったとき、ゴーランドはノルを庇うかのように抱き寄せる。そして涙を
流しながら「すまん。ノル」と謝る。その腕の中でノルは満足そうに「良いのです」と
微笑みながら返答する。

古代の中でスターシャと沖田艦長の約束の言葉が蘇る。そして涙がその頬を伝う。
土方艦長に作戦続行を意見具申する古代戦術長。
その古代に、土方艦長は新たな波動掘削弾の輸送計画立案を命じるのだった。

ゴーランドとノルの間には人間となんら変わりのない愛情が存在していた。
作られた生命とは言え、ガトランティスも幼生体を育てるという行為を行う以上、情が移る
ことは避けられないのである。それを防ぐのであれば、サーベラーのようにクローンコピーを作成するしか無い。
サーベラーは純粋体(人間)なので記憶のコピーを制限する必要があるが、ゴーランドの様な
ガトランティス人ならばその必要も無いはずだと思うのだが。

大帝は何故そうしないのだろうか。何故幼生体を生み出し、先代の者に育成させるのか。
クローニングによる記憶のコピーも可能であるなら、現時点での力と知識を保った完全な
クローンを作り出せる筈だが・・・。

波動砲の閃光の中で、父のように思っていたゴーランドに抱かれたノル。
ゴーランドが最後に彼に示した愛情を知ったノルは死の瞬間、満足そうであった。
確かに短い生涯ではあったが。

前回、サーベラーによって大帝は愛を知り、愛に苦しみ、愛に絶望して宇宙と自身を壊そうと
しているという指摘がなされた訳だが、他のガトランティス人も愛という感情を持つことが
あるという事が証明された訳だ。

結局ガトランティスも人と同じなのだろう。

第十四話感想へ続く・・・。

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