宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 視聴感想 #15

TV視聴録
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宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち、第十五話の視聴感想記。始めます。
周回遅れの視聴感想でも、見ていただける人がいることに感謝しますm(_ _)m

ネットには映画館やBD・DVDで視聴した方の感想やネタバレがすでに溢れているが、
TV放送は全国では無いようなので、一応ネタバレを気にする方は要注意ですm(_ _)m

『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』(以下2202とする)は、1974年に放送された1作目の
リメイク作品である『宇宙戦艦ヤマト2199』 (2012年劇場で順次公開、その後TV放映された)の続編で、
劇場作品『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』およびTV作品『宇宙戦艦ヤマト2』
リメイク作品でもある。

【第十五話:テレサよ、デスラーのために泣け!】 2019.01.12放送

デスラー家の一族

明かされるデスラー総統の過去。
青い血と青い肌を持つガミラス人。広い宇宙でも類を見ないこの特性を誇りとする彼ら。
その誇りゆえ純血を貫いていた。

二十八年前の惑星ガミラス、旧ガミラス総統府内のデスラー私邸。
そこで話し合うガミラスの面々。エーリク太閤と呼ばれた人物が惑星ガミラスの寿命と
純血ガミラス人の特性について話している。

マティウスと呼ばれた若者が叔父であるエーリク太閤に早急に移住先を探しださねばと言う。
惑星ガミラスと同環境の移住先となる惑星を探し出す困難、純血性について話し合われている
そこに、幼い闖入者アベルト・デスラー。

血の誓いをせずに秘密を知ってしまったアベルトを成敗しようとする叔父エーリク。
それを止めたマティウスは幼い弟アベルトにその場で血の誓いを立てさせ、命を救う。
しかしそれにより、アベルトは一族の使命を背負う事になる。

それから数年後、若くしてエーリクの後継者と思われていたマティウス・デスラーは死亡。
同時にマティウスを溺愛していた母も正気を失った。アベルトは独りでデスラー家の使命を
背負う事になる。そして自身よりも大切に想うイスカンダルのスターシャの運命をも。

青い肌と青い血に誇りを持つ純血ガミラス人。しかし、彼らはサレザー恒星系を離れて長くは
生きられないらしい。旧作ヤマトでは遊星爆弾の攻撃によって地球人類を滅ぼすと同時に
環境改造を施して移住先にしようとしていた。2199では明確に移住先という話は出てこなかったと記憶しているが、木星の浮遊大陸がガミラス
フォーミングの為のものであるらしいという真田副長の話が確かあったと思う。
今回、ガミラス星が寿命を迎えつつあるという話がハッキリと語られたわけだ。

こうして見るとデスラー総統は過酷な運命を背負わされた人物だったのだと理解できる。
幼い頃からいつも出来の良い兄に比較され、そして兄の死でその呪縛からは開放されたが同時に
母は正気を失う。そしてたった独りで、名門デスラー家を背負う事になった。

それはガミラスという国家の運命をも背負う事になったという事である。
せめて誰かもうひとり彼の力になってくれる家族がいたら、どれほどデスラー総統の助けになったで
あろう。しかし、彼はただ独りで戦わなければならなかった。

運命に魅入られた哀れな人間達に恩寵を

全てを見通すテレサに対し、不快感を示すデスラー総統。そこにガミラスの紋章を刻まれた青色の
ニードルスレイブが多数現れる。あなたは何を願うのかと尋ねるテレサ。テレサが伝説通りの存在なら
語らずとも解る筈だと答えるデスラー総統。

それではあの方達には伝わらない、それで良いのですか?と古代達を示すテレサ。
全てを見通す者と向き合うのは想像以上に不愉快だと言いつつテレサに銃を向けるデスラー総統。
上空ではヤマトとガミラス艦隊が睨み合っていた。

テレサは都合よく人間の願い事を聞き届けてくれるような存在では無いと言う真田に、承知していると
返すデスラー総統。人は星の海を渡る術を持たなかった頃からテレサの啓示を受けていた。
あるべき未来のために操られていたと言っても良いというデスラー総統。

自分が思うような人生を生きてこられたかったアベルト・デスラーは特にそう思ったのだろう。
『運命に魅入られた哀れな人間達に恩寵を。人にできないことがアナタにはできる』
そう要求するデスラー総統にテレサは静かに答える。

すべての命には定めがある。しかしそれは自らの選択した結果。それが無駄に思えても不公平でも。
私は道を示すだけ。命の選択で道は変わる。未来も。
そう語ると光の粒子となってその場から消え、繭状の物体に戻るテレサ。

テレサがそう語っていた頃、ヤマトでは負傷していた航空隊鶴見が亡くなっていた。
それも彼の選択の結果であると言わんばかりに。手術室から出てきた雪がそれを山本に告げる。
唇をかみ、悲しみを堪える山本。

『あの世とこの世の間で宙吊りになり、人の世の遷ろいをただ見つめるしかない』
『神とはなんと無力なもの』
テレサをそう表現するデスラー総統。

ヤマト vs デスラー艦隊

ヤマトの第一艦橋では、対峙するガミラス艦隊が軍籍を抹消され、3年以上宇宙をさまよっていた
生粋のデスラー派であるとキーマンが断定。同盟用の無線回線を使用して敵味方の識別信号を書き
換え、キーマンのツヴァルケで古代たちと連絡を取ろうとするヤマト。

デスラー総統はテレサを手中に収め、ズォーダー大帝との交渉に臨もうとしていた。
『神になど最初から期待していない。テレザートの開放を望む諸君とはまたしても敵』と語る。
それに対し何故テレサの力を封じようとしているのか知っているのか問う真田副長。

その頃、キーマンのツヴァルケを送り出すべくデスラー艦隊に向け陽動を仕掛けるヤマト。
デスラー総統にもタランから良くない報告として連絡が入る。単艦で奮戦し、艦隊を撃破していく
ヤマト。まるで戦闘機のような高速戦闘である。

その頃テレザリアム内部には機動甲冑装備の永倉が侵入し、ニードルスレイブを攻撃し始める。
何やってる!という斉藤の言葉に『ただの命令違反です!』と答える永倉。古代たちも応戦する。
その頃キーマンのツヴァルケは海面に到達していた。

ヤマトに迫るノイ・デウスーラ。艦隊を戻せとタランに指示をしようとしたデスラーの背後から
銃を突きつけ「終わりにしよう」という古代。それに反応してニードルスレイブもデスラーと
古代の方に向きを変え、構える。直ちに兵を引き退去していただきたいと古代。

この人形共は私を撃たないがそれは生きている限りだと話し、自身を撃つよう古代に圧力をかける
デスラー総統。そこへツヴァルケで乗り込んでくるキーマン。それに乗じてニードルスレイブを
一掃する斉藤たち。そしてツヴァルケから降りたつキーマンはデスラー総統に『貴方は何を願って
ここに来られたのか?』と問う。

それには答えず、貴様は誰かと問い返すデスラー総統。

テレザート上陸作戦で負傷していた鶴見。治療の甲斐無く彼は息を引き取った。テレサが言うように
不公平に思える彼の死も、彼の選択の結果なのだろうか。キーマンをテレザリアムに送り出すために、デスラー艦隊に陽動を仕掛けるヤマト。急降下して
戦闘空母の下をくぐり抜けつつ対空火器でダメージを与えるという、戦闘機顔負けの高速機動戦闘で
あるw

デスラー総統にテレサに望むものは何かと問う古代。それに対してガトランティスとの交渉材料と
して手に入れるために来たと答えるデスラー総統。デスラーは古代アケーリアス文明の力を手に
入れたガトランティスに自らの望みを叶えさせようとしているようだ。

永倉の乱入で戦闘状態になるテレザリアム。スキを付いてデスラーの背後を取った古代だが、
デスラーを殺そうとは思っていない古代の脅しは、彼に簡単に見抜かれ撃つなら撃てばいいと
言われる。案の定躊躇する古代。まぁ仕方ないよね^ω^;

我が名はランハルト

『我が名はランハルト・デスラー』キーマンはデスラー総統に向かってそう名乗った。
デスラー総統の中で自身が独裁者として振る舞わざるを得なかった過去が蘇る。ガミラスと
イスカンダルを救うために。

独裁者として幾度となく暗殺の危機にさらされたデスラー総統。それは身内であるマティウスの妻、
ランハルトの母にさえも。しかし彼はその女性を処刑せず追放。兄マティウスへのせめてもの
配慮として。

母は貧しい生活中で死んだと話すキーマン=ランハルト。そしてガミラス星の寿命が近いという
事実を確認するランハルト。ガミラスの人々を、そしてイスカンダルのスターシャをを救うために
独裁者と罵られながら、宇宙に覇権を求めた男、アベルト・デスラー。

『此処から先は修羅の道だ。私と歩むのなら感情は捨てろ。思いを残せば私のように間違うぞ』
デスラー総統の真実を知ったキーマンは古代達に銃を向ける。
『すまない、古代』絞り出すようにそう発したキーマン。そして銃声が鳴り響いた。

キーマンの本当の名は、ランハルト・デスラー。デスラー総統の甥だった。そして彼の出現で
総統としてガミラス民族を率いる事になった頃の事を思い出すデスラー。
ガミラス民族の希望を守るため、そしてイスカンダルを奪おうとする一派からイスカンダルと
スターシャを守るために独裁者たらんとしたのがアベルト・デスラーというガミラス人だった。

デスラー総統は単に宇宙に覇権を求める冷酷な支配者を演じていたに過ぎなかったようだ。
国民から希望を奪わぬようにガミラス星の寿命が残り少ないという事を隠し、一部の者が画策
するイスカンダル侵攻からスターシャを守るべく独裁者として振る舞い、全てを独りで背負った。

それがデスラー総統の真実であった。
たった独りで全てと戦おうとした男、デスラー。
その真実を知ったキーマンは古代達ヤマトのクルーを裏切り、銃を向ける。

キーマンはこれからデスラー総統を補佐していくのだろうか。同じデスラーの一族として。
それとも何か他に目的があるのだろうか。

第十六話感想へ続く・・・。

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