宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 視聴感想 #16

TV視聴録
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宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち、第十六話の視聴感想記。始めます。
1月の放送回・・・-ω-;

ネットには映画館やBD・DVDで視聴した方の感想やネタバレがすでに溢れているが、
TV放送は全国では無いようなので、一応ネタバレを気にする方は要注意ですm(_ _)m

『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』(以下2202とする)は、1974年に放送された1作目の
リメイク作品である『宇宙戦艦ヤマト2199』 (2012年劇場で順次公開、その後TV放映された)の続編で、
劇場作品『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』およびTV作品『宇宙戦艦ヤマト2』
リメイク作品でもある。

【第十六話:さらばテレサよ!二人のデスラーに花束を】 2019.01.19放送

あれはどんなフネだった?

ノイ・デウスーラに追われていたヤマトだが、キーマンが反波動格子を起動させたため、波動
エンジンは停止。海に不時着することになる。

古代達ヤマトのクルーはノイ・デウスーラに捕らわれていた。キーマンが何者で何のためにヤマトに
乗り込んだのかを考える真田副長。デスラー総統の登場はキーマンにとっても予想外の様子だった。
一体何のために・・・。

そのキーマンは地球人にテレザートの力を渡すわけにはいかなかったとデスラー総統に話す。
デスラーは民主化に抗い、デスラー体制復活を願う者の為にテレザートの力をガミラスに持ち帰ると
言葉の後を繋ぐ。

幽閉していたミルを開放し、ガミラス艦隊の支配下に置かれたテレザートを見せるデスラー総統。
そして大帝との交渉に入りたいと語る。テレザートは謹んで献上する代わりにガミラス人が生きて
いける惑星の発見、あるいは創造を条件として。

ノイ・デウスーラ甲板でガトランティスとの交渉について話すデスラー総統とキーマン。
デスラー総統はキーマンに「あれはどんなフネだった?」とヤマトについて問う。それに対して
「奇妙なフネ。乗組員も軍人というより巡礼者」と答える。

ガミラス本星ではテレザートの状況が話し合われていた。キーマン=ランハルトがテレザートに
たどり着いた事。そしてテレザートを支配下に置いているガミラスの艦隊がアベルト・デスラーの
艦隊であること。

長らく謎のままであった、デスラー体制派の主導者が全面に出てくる事を予想するデスラー総統。
そしてデスラー体制派の主導者ハイドム・ギムレー元親衛隊隊長がデスラー総統に通信を送ってくる。
そして彼は、先のガミラス戦争でのデスラーの行動の全てを語る。

バレラスタワーがイスカンダルへ突きつけられた巨大兵器であったこと。
ヤマトの侵攻を利用し動力源であったコアシップを分離したこと。
裏切り者を一掃する為に第二バレラスの一部を落下させようとしたこと。
デスラー総統のガミラス星での最後の行動はそういう意味を持っていたのだ。

デスラー体制復活を望む一派の黒幕は、元親衛隊長ギムレー君。
おお。生きていたのかギムレー君。平成ガメラ3の倉田さんのようなセリフを言って死んだと思って
いたのだがwデスラー総統がなぜガミラス星に第二バレラスの633工区を落下させようとしたか、その理由を全て
知っているとはさすが親衛隊隊長。
それにしても何か他の方法はなかったのでしょうか。デスラー総統^ω^;

キーマンの「地球人にテレザートの力を渡すわけにはいかなかった」という説明は最初からの行動を
見ている視聴者には「?」な意見。大体、テレザートの話をしたのはガミラス大使であるわけだし。
まぁデスラー総統に対する方便と言った所だろうか。

ガミラスの救済とイスカンダルの平和を守るためにはデスラー総統の凱旋が必要だと語るギムレー。
私が請け負っていいのか?とキーマンに尋ねるデスラー総統。もちろんというキーマン。
蜂起の準備は整っている。一日も早いお帰りをと言って通信を切るギムレー。

ヤマトでは徳川機関長によって波動エンジンが点検され、機械的な故障では無い事が特定される。
『根本的な病巣を抱え込んでいる』と徳川機関長。そして航空隊で鶴見の葬儀も行われていた。
身体はここにあるのに鶴見はもういない。何処に行っちまうのかなぁ。そう思う篠原。

ヤマトに乗って貴方が感じたことは全て正しい

迷いを持ったキーマンは再びテレザリアムに降下し、テレサに問いかける。
何が最善なのか、俺が進む道は!と問うキーマンに、貴方がヤマトで感じたことは全て正しい。
何が最善なのかは貴方次第で変わる。考えた事ではなく感じたことに従え。と答える。

あなたも大いなる和の一部。そう言われたキーマンの頬を涙が伝う。
そこへ現れるデスラー総統。そしてギムレーが指摘した事のほとんどが正しいことをキーマンに
語る。そして「この先ガミラスの民がデスラーを求めるのならそれはお前だ」と告げる。

しかし、キーマンはお許しを、とだけ発して去っていく。そのデスラー総統にテレサは語る。
あなたの心には自分自身よりも大切に想う誰か存在している。その想いがある限り民を率いる
資格があると。「聞かれぬ事には良く喋る」と呟き去っていくデスラー総統。

これで全ての縁が整ったようです。テレサが呟いたその声を雪は聞いていた。

デスラーの一族としてアベルト・デスラー総統と行動を共にするべきか、それとも例え裏切り者と
蔑まれても古代たちを救ってヤマトに戻るべきか。自身が取るべき行動を教えて欲しいと訪ねた者に
「考えた事ではなく感じたことに従ってください」と返答するテレサ。いやー。燃えよドラゴンを思い出さずにはいられないこのセリフ^ω^;
まぁ、あちらは〝考えるな。感じろ〟という言い方なのでニュアンスとしては少し違っているのかも
しれないけれど^ω^;

頭であれこれ考えたことではなく、心に感じたことに従ってくださいとテレサは彼に言ったのだ。
そこにデスラー総統が現れる。何故ここに?と問うキーマンに多分お前と同じだ、と答える総統。
『誰にでも心の支えにするものがある。己の力だけを頼りに生きてきた者なら特に』

デスラー総統の心の支えとはスターシャ猊下のことだろう。しかしガミラス民族を滅びから救う為に
イスカンダルを犠牲にしようと考える者達から、イスカンダル(というよりスターシャ猊下)を救う
ために総統が採った行動(他の星の環境改造を行いガミラス民族を移住させる)を否定するかのように
地球に救いの手を延べたのは皮肉にもスターシャ猊下自身であった。

その話を聞いたキーマンは、デスラー総統の後継者たる事を辞退し、去っていく。
それを黙って見送るデスラー総統にテレサは、貴方の心に貴方自身より大切に想う誰かがいる限り
貴方には民を率いる資格がある、と言う。

その言葉は、スターシャを救うためとはいえ大勢の同胞を犠牲にしようとしたという罪の意識を
背負っているデスラー総統の心を、少しなりとも軽くしてくれたのではないだろうか。

ヤマトへ戻るぞ。俺を殺すなら後にしろ

キーマン中尉からバレル大使、そしてヒス長官にハイドム・ギムレーが黒幕であると伝えられる。
そしてキーマンは反波動格子を停止させ、ヤマトのクルーを救出する。何を信じれば良いと聞く
古代に潜入中の工作員に真実は無いとし〝何も〟と答える。

ガミラス保安情報局内事部捜査官。それがクラウス・キーマンことランハルト・デスラーの現在の
立場だった。キーマンの造反をデスラー総統に伝えるタランだったが、ランハルトもヤマトも
好きにさせておけと言われる。

反波動格子が停止したため波動エンジンが回復するヤマト。手放しで喜べる状況では無いという
徳川に、このまま飛ぶと答える土方艦長。念を押した島に「好きにせい!」と言い放つ徳川機関長。

民主化がガミラスの未来を作ると信じるバレル大使の命で黒幕の正体を探っていたというキーマン。
ガミラスを真の民主主義に委ねる事が独裁者の家系に生まれたせめてもの罪滅ぼしであるとも。
そしてヤマトに乗った目的がデスラー派の黒幕をあぶり出す為だったと語るキーマンに古代は何故
デスラー総統と行かないのかと問う。

その質問に対してキーマンは、そういう選択もあった。しかし「考えるな。感じたことに従え」と
女神に教えられたからだ、と答える。

艦載機を奪って脱出するヤマトのクルーを見送った後、ミルに撃たれたキーマン。
その衝動と感情が宇宙を滅ぼす、と言いトドメを刺そうとするミルに、そう。感情だ!と返し
仕掛けた爆弾を作動させ格納庫を吹き飛ばして脱出するキーマン。

あれでよろしいので?と爆発をみて問いかけるタランだったが、腕組みしたまま黙ってニヤリと
笑うデスラー総統。重症で海面に不時着するキーマンのツヴァルケ。沈みゆく機体にしがみつき
母を思い出すキーマンを間一髪で救出する山本。

デスラー体制派の黒幕を炙り出すためにヤマトに乗っていたというキーマン。
しかしデスラー本人の登場は予想外だったのだろう。しかもデスラー総統がとった不可解な行動が
イスカンダルを、スターシャを救いたい一心からだったと知った事で迷いを持ったに違いない。しかし、テレサに進むべき道を問うた時に古代や島、加藤たち航空隊や斉藤、山本玲といった
ヤマトクルーの姿が見えたようにキーマンの心はヤマトに戻りたいと感じていたのだろう。
それにテレサもこう言った。『貴方も大いなる和の一部』

それはすでにキーマンも大いなる和たるヤマトの一部であるとそう言う意味に取れる。
脱出後、海面に不時着し沈みゆくツヴァルケの中で呟いた言葉、
『俺は一人だった。一人なら何でもやれた。でも・・・今は・・・母さん・・・もう一度』

きっとキーマンはもう一人ではなかったのだろう。独裁者の家系に生まれ母が叔父を暗殺しようと
して追放されたために一人で生きてきた彼は、やっと心を許せる仲間という存在を見つけたのだ。
それがヤマトというフネだったのだろう。

テレサ、自らの世界へ

海上を離れるヤマトにテレザリアムから眩しい光が放たれ、テレザートは光に包まれていく。
さようならみなさん。私は私のいるべき場所に帰りこれからも祈り続けます。
星と星、時と時そして人と人。縁によって結ばれた命のフィールド。この宇宙を支える力。

そう語るテレサの声。
コスモウェーブを扱えるが故にミルの中にヤマトのクルーたちの姿が見え、そしてそのテレサに
怯えるミル。

大いなる和のフネに願いを託し私は祈り続けます。
テレサがそう言うとテレザートは光の粒子となって消えた。

縁・・・宇宙の愛か。雪と手をつなぎ呟く古代。
去りゆくヤマトの後ろ姿を見送り、それもよかろうと呟くデスラー総統。
そのデスラーを背後で睨むミル。

祈りは託された。我々はガトランティスを阻止せねばならない。この宇宙に生きる全ての命の
ために。そう語った土方艦長は命令を発する。
『進路反転、両舷全速、ヤマト地球へ向けて発進!!』

私はこれからも祈り続けます。でもそれは何処か決まった星や人々のために祈るのではありません。
テレサの祈りは地球やガミラスといった限定的な者の為の祈りでは無い。この宇宙に生きる全ての
生命の為に祈り続けられるのだ。信じるものしか救わない神とは違うのだwヤマトを見送りそれもよかろうとつぶやくデスラー総統。
きっとそれは甥っ子ランハルトがヤマトと一緒に行動することを選んだという事についての発言に
違いない。そういう道を選ぶのもよかろう、ランハルト。そういう意味だろう。

そして土方館長の言葉。テレサに直接会っていないにも関わらず、誰よりもテレサが伝えた事を
理解しているような発言を・・・。 これはもう年の功だよね、一応^ω^;
『進路反転、両舷全速、ヤマト地球へ向けて発進!!』
最後の一言はとても気合が入っていて次回への期待が感じられていい感じです、艦長w

第十七話感想へ続く・・・。

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